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営業職から未経験で観光事業に飛び込んだ社員へインタビュー!

■今回ご紹介する人はこちら!

手嶋 博志(Hiroshi Tejima)
Contents Director / 豊後高田team
1993年生まれ。千葉出身。幼少期より様々な地方で暮らし、大学時代には立命館アジア太平洋大学で世界と繋がることに興味を持つ。新卒入社で株式会社グローアップに入社し、企業の新卒採用支援を行う。3年間本社東京で勤務した後、大阪支社立ち上げに携わる。その後、地方の魅力発信や活性化に関わりたいと思い、2022年11月からFoundingBaseにジョイン。現在は大分県豊後高田市にて「長崎鼻ビーチリゾート」の運営にコンテンツディレクターとして携わる。


■手嶋さんが働く「長崎鼻ビーチリゾート」

◾️インタビュワー:北村(東京 人事チーム)



■前職はどのような業務を行なっていた?


(北村) 今日はインタビューよろしくお願いします。早速ですが、手嶋さんって前職はどんなお仕事をしていたんですか?

(手嶋)前職は、人材業界で新卒採用支援をしていましたね。BtoBの営業で、メインは媒体。イベント企画を含めて主に採用コンサルの立ち位置でやっていて営業からカスタマーサポートまで一貫してやっていました。当時はおよそ100社ほど支援させていただいており、当時を振り返るとめちゃくちゃ大変でしたね。

スーツを着て営業をしていた前職時代

■未経験での観光事業の挑戦!立ちはだかった3つの壁

顧客への対応の違い

前職は人材業界で新卒採用支援をしていた手嶋さんが、一番最初にぶつかった壁がお客様とのコミュニケーションの取り方でした。

(手嶋)「前職とは全く違う環境なので、ギャップはありましたね。元々BtoBの仕事をしていたので、話す相手は社長や人事担当者。ビジネス的なコミュニケーションがメインだったので話のトーンとしては固めでしたね。逆に今はBtoCの仕事で、話す相手はファミリー層がメイン。最初はコミュニケーション一つとっても固くなってしまう自分がいて、フランクに距離を縮めていくコミュニケーションがとても難しかったです。」

ビジネス構造の違いから、これまでやってきたことと異なる対応が求められたとのこと。しかし、手嶋さんはこれまでの経験を生かす方法で、この壁を乗り越えられたそうです。

(手嶋)「対企業のコミュニケーションでも、対個人のコミュニケーションでも、共通しているのは、人の話を聞くこと。そこは前職とあまり変わりませんでした。一人一人のお客様がどういうことを必要としているのか。疑問に思ったことや、様子を観察しながら聞くコミュニケーションを意識しました。ここは前職の経験が活きているなと思います。」

求められることの違い

営業時代は、数字を達成するために試行錯誤してきたとのこと。会社の目指す考え方の違いというところもギャップがあったようです。

(手嶋)「営業職の時は目標数字を追っていていかに達成するかというところに注力していましたが、FoundingBaseはミッションや何のためにやってるかという事業の根本に立ち返ってまちづくりや豊かさのUpdateを細分化するコミュニケーションが多かったように感じます。今はいかに点となっているコトをサービスに結びつけていくかというところを思考していく必要があって。違いを感じましたね。」

地域に住み、できること、やれることが無数にあるまちづくりというビジネスのフィールドだからこそ、目的思考を求められ「できないこと」に向き合って日々奮闘しているとのこと。

会社が目指す方向性

(北村)営業と違った仕事をしている今はどう変わりましたか?

(手嶋)「振り返ると前職で営業だった頃は数字を達成することが重要でした。達成した喜びはありましたがいつも目線が目の前になりがちなことは多々ありました。全国に拠点を持って活動しているFoundingBaseは、それぞれの拠点で目指すべき方向性や目的に対して同じ方向に向かって走っていく必要があります。そういった点と点を線に繋げていくミッションやビジョン、バリューがあるからこそ組織文化として成り立っているのがFoundingBaseかなと思います。」

自分がやっている業務と会社の目指している方向性がどう繋がっているかを考えるようになったからこそ、見えるあたらしい世界があったのかもしれません。

(手嶋)「今自分のやってることが会社にどう繋がっているのか、実感を持てて働けてるので楽しいです。楽しいと思っているのは、今自分がやっていることの意味や意義、未来に繋がっている実感を持ちながら業務ができているからだと思います。」

■壁を乗り越えて自分自身が変化したことは?

毎日が成長機会

(北村)壁を乗り越えた先に自分自身が変化したことはありますか?

(手嶋)「完全に未経験という立場で入社したので、スキル的な面で足りていない部分があって、
日々求められることに対して成長を感じています。」

(北村)目標自体も数字の達成という目線からもっと中長期的な目標に変わったとお話しされていましたが、実際にそこに関してはどうですか?

(手嶋)「今は「エリア価値向上」という軸が通ったやり方で事業を進めていくのでやりがいや自分が働く上での意義を感じることが増えた気がします。特にチームでどのようにまちの中で事業のコトを起こしていくかが大事なのが今なので、メンバーに対してもしっかりと戦略・戦術に紐づいているかをミッションに基づいて伝えていく必要があります。その中でどのように伝えていくかという思考をすることも増えました。」

(北村)まちづくりという数字の見えない世界で働く意義や意味というところに思考をすることが増えていったようですね。実際に今観光チームは三人体制だと思いますが、メンバーと一緒に働いていて感じることはありますか?

チームとして働くための視点


(手嶋)「うちってメンバーによって全然違う取り組みをしていて、一人はツアーをやっていてもう一人は月の観光事業のサービス施策を考えているみたいな感じで。それぞれがやっていることに対して、どのように情報をキャッチアップしていくかや情報共有していくかが難しいと感じています。」

(北村)情報共有していくということに関しては、前職ではなかったんですか?

(手嶋)「今までは上の人や下の人が何をしているかは気にしなくても営業という職務上、成り立っていましたが、今はチーム全体で運営していくことが重要な組織。何をやるにしても、なぜやっているかという部分を紐づいていかないと空中分解してしまうのでチームとして情報共有することが大事だと日々感じています。」

大分県豊後高田市で働く観光メンバー

■手嶋さんが考える「働く」とは。

(北村)最後になりますが、ぶっちゃけ入社してどうですか?笑

(手嶋)「自分が今の仕事をなぜやっているかを考えながら動ける点はとても面白いと感じています。そのまちのエリア価値の向上やミッションにある”自由”をUpdateしていくことに体感していけるので。」

(北村)手嶋さんが考える「働く」という意味ってなんだと思いますか?

(手嶋)「みんな働くということに対して、何かを成し遂げたいだったり、こういう世界にしたいとか何かしら思いがあると思っています。何も考えずに働くのって自分自身もそうでしたがその先に何をしたいのかが見えづらい。今の環境は、自分の働く意味や意義を感じながら取り組むことができていて会社が目指している未来と自分がやっていることがどう接続しているかを考えていける環境でもあるのでやりがいを感じることができているから楽しいと思っているのかもしれないです。」

ありがとうございました!
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