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手嶋 博志(Hiroshi Tejima)

観光事業部 / 豊後高田市
1993年生まれ。千葉出身。幼少期より様々な地方で暮らし、大学時代には立命館アジア太平洋大学で世界と繋がることに興味を持つ。新卒入社で株式会社グローアップに入社し、企業の新卒採用支援を行う。3年間本社東京で勤務した後、大阪支社立ち上げに携わる。その後、地方の魅力発信や活性化に関わりたいと思い、2022年11月からFoundingBaseにジョイン。現在は大分県豊後高田市にて「長崎鼻ビーチリゾート」の運営に携わる。

幼少期から多くの文化と地域に触れる

千葉県で生まれた私ですが、転勤族で八丈島、東京都、宮古島、石垣島、鹿児島、大分と多くの地域で過ごしてきました。
人口が少ない島での生活、東京の都会を味わったあとに引越した宮古島・石垣島で言語や文化の壁、そして都会から島へ行ったときの差を感じることもありました。

主に人生の大半を田舎で過ごしてきたことから、幼い頃から海に飛び込んだり、釣りをしたり、草むらに飛び込んではトカゲを捕まえたりと、自然を楽しむ遊びをして育ってきました。

様々な地域で、その地ならではの文化や生活に触れることで価値観を広げることができ、幼少期から好奇心旺盛な性格でした。
いま思えば非常に贅沢な過ごし方をしていましたが、隣の家の友達がマリンショップで、友達の父親の水上バイクに引かれてトーイングチューブ(バナナボートのようなもの)で毎月アクティビティを行ったり、部活動の剣道をしながらも、稽古が終わったあとには夜に公園でストリートダンスをしに行ったりと、枠にとらわれない多くの経験を行ってきました。

そんなこともあり、アクティブに物事に取り組むのが非常に好きな性格で、大学時代には学生の半分以上が外国人を占めている「立命館アジア太平洋大学」というの大学に通っていました。
日本各地で文化に触れてきましたが、世界の文化にも興味を持強雨になり、普段から様々な国の人と多くの文化に触れられることが非常に楽しかったです。実際に海外でワーキングホリデーに行ったり、複数のサークルに入り活動をしていました。

ただ、日本での生活と世界での生活で共通することもあり、「地方(田舎)」での生活が一番落ち着くということです。
都心部は非常に栄えていて「旅行」という観点なら非常に魅力的に感じますが、「住む」ということであれば田舎の方がいいなと感じます。これは「人」や「文化」、実は知らなかった「魅力」が田舎にはあるからです。
ITによる情報社会になっているので、もちろん人の多い都会ではその分情報量も多くなるため、WEBに魅力的な情報は溢れています。
ただ、田舎では都心と比べて人が少ないので、その地からの発信はその分少ないのです。

多くの土地で過ごし、様々な経験をしてきた結果として、地方/島の魅力をより感じるようになり、まずは「人」という観点を軸に、人と関わる仕事をしたいという思いや、地域の活性化や情報発信に興味を持つようになります。

採用支援に携わる中で、改めて感じたこと。

私は新卒入社で株式会社グローアップという、新卒向けのダイレクトリクルーティングを運営している会社に入社し、コンサルタントとして企業の採用支援を行っていました。
入社当時は3年間東京本社で関東圏の企業を中心に採用支援を行い、4年目には大阪支社の立ち上げに携わり関西や東海エリアを中心とした企業の採用支援を行っていました。

九州の企業やその他地方の企業の採用支援をしているときに、中小企業で名前は知られてないが、ニッチな領域でのトップ企業や魅力ある会社を知ります。しかし地方ということもあり人手不足に悩む企業を見て、都市部への一極集中による若年層減少など、世間で言われている社会問題が採用における根本的な課題となっていることにもどかしさを感じるようになりました。

そんな中、株式会社FoundingBaseに出会い、地方共創という自分達も地域に入り込んで地域の方々と共に魅力あるコンテンツを創り出す取り組みに興味を持ちました。
一般のコンサルタントのように、遠隔でコトを成すのではなく、実際に自分達が地域に入り込むからこそ生まれる想いやコンテンツ価値を発信していけることは、将来的に一極集中の世の中を変えて、地域経済を活性化させる上で重要な要素だと感じました。
そこで大阪から元々ゆかりのある大分への転職を決意し入社に至ります。

未来への想い

私は、地方の魅力をよりみんなに知っていただきたいと思っているので、コンテンツが足りないのであれば自分が実際に入り込んで魅力あるコンテンツを創ることで、一極集中型の世の中を変えていきたいと考えています。

コロナウイルスの感染拡大に伴い、リモートワークという働き方が盛んになったからこそ、どこでも働ける環境が生まれてきていると思います。
そんな中で少しでも地方にいながら働く人を増やすことで地域経済を活性化させて、その中で私がいま従事している「長崎鼻ビーチリゾート」が魅力あるコンテンツの1つとして地域の魅力を感じていただけるよう頑張っています。

また、娘がいますので、私自身地方で過ごしてきた身として子供に対してもまずは地方の魅力を感じながら育ってほしく、
将来的な選択肢として地方で働くことを視野に入れられるよう背中で語れるよう成長したいと思います。

今後は観光事業のさらなる拠点拡大も控えておりますので、日本にある地方により魅力を感じていただけるような橋架けに努めてまいります。


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