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FactoryProgramOnline 開催!

 5月28日(土)〜29日(日)、2DayのFactoryProgramがオンラインにて開催されました。

■FactoryProgramとは?

 FactoryProgramは、地域に実際に入り挑戦することで成果を実感したり、今までの自分をアップデートさせたりする、参加者の「変化」にこだわる大学生向けのプログラムです。

 通常のプログラムは、我々の事業地域に実際に来ていただいて活動するのですが、今回開催したのは2日間のオンラインプログラム。学年もバラバラなゲストの皆さんが、全国各地から参加してくれました。

■オンラインプログラムの内容

今回のプログラムのテーマは大きく2つ。

1)自己分析
「地域の興味があるけど、自分にどんな活動が出来るかわからない」
「具体的に地域のどんな課題があるかわからない」そんな大学生の声をよく聞きます。今回は、今まで生きてきた人生を紐解きながら価値観をあぶり出し、地域との結びつきを言語化しました。またプログラムで紹介される地域課題に自分の価値観を照らし合わせて、どのような解決策が適切なのかを議論しました。

2)地域課題の分析と解決策の提示
 FoundingBaseが活動している地域の具体例を提示しながら、地域の課題を分析していきました。テーマは「教育」と「関係人口」。教育に関しては、人口減少に伴い子どもの数が低下している中で、地域の高校を存続させるためには何にアプローチをしていったらいいのかを検討しました。
また、関係人口に関しては、移住者を増やすために、地域のどの資源を活用してアプローチをしていったらいいかを考えました。

■自己分析で見つけた価値観と、地域課題を紐づける

 1日目は、自己発見の10の質問を通して、10名のゲストの皆さんが自己分析と自己開示をしていきました。今まで生きてきた中での様々な経験で、その人だけが感じてきたことや、大切にしたいと思ってきたこと、心にずっとひっかかっていたこと、また、地域に対してなぜ興味があるのかなどを言語化していきました。

 ※自分の価値観を見つめ直す10の質問

■リアルな地域課題を、データをもとに分析

 1日目の後半と2日目は地域課題に目を向ける時間。高知県四万十町の「教育」と、山口県平生町の「関係人口」をテーマに課題分析を行いました。
まずは8枚程度のデータを提示し、テーマとデータを掛け合わせて見える課題を明確にしました。データを見ていく過程で仮説を立てると、「あれ?ここってどんな実態があるのだろう…」と次から次へと気になることが出てきて、夜通し分析してしまった、というゲストの方もいたほどでした。少ない時間で一生懸命考えた10人10様の課題定義と解決策が出揃いました。

■地域課題は、多様な視点でのアプローチが必要

 今回参加してくださった10名の皆さんは強く感じていただけたと思うのですが、地域課題は様々な要因が絡み合っています。
1つ打ち手を打ったら解決されるわけではなく、様々なステークホルダーに対し、様々な視点で解決策を提示し、同時並行で打ち手を打ち続けなければいけません。
 今回のオンラインプログラムでは、地域には様々な課題と、その課題に対する様々なアプローチがあること。そして、その地域課題に対して自分の価値観と合致するところを見つけることができたら、地域は多くの人にとって「挑戦のフィールド」になることを感じていただけるように設計しました。
 また、今回考えてくださった課題と打ち手も含め、考えるのとやってみるのとでは大きく違います。もちろん、考えることがファーストステップだと思いますが、それを実践してこそ、地域の面白さを感じてもらえると思うので、このプログラムを通して、地域に関わりたいと思う人が増えることを期待しています。

実際の参加者の様子

■9月に実施!11日間のFactoryProgram!!

この2年間、募集を開始しては新型コロナウィルスにより中止にせざるおえなかったプログラムがついにこの夏、解禁されます。「教育」をテーマとした活動を、高知県四万十町で。また「関係人口」をテーマとした活動を、山口県平生町で実施します。

■日時
9月1日(木)〜11日(日) 高知県四万十町の教育プログラム
9月8日(木)〜18日(日) 山口県平生町の関係人口プログラム

そのプログラムの詳細は近日中に発表できたらと思います。

百聞は一見にしかず。
百見は一考にしかず。
百考は一行にしかず。

100回見たり考えたりするより、1回の行動に価値がある。
地域で活動してみたいと感じた人、地域に飛び込んでみたい人、ぜひ、プログラムの参加をお待ちしております!