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令和6年度 上期全社キックオフを実施しました!

多くの自治体の皆様に恵まれ、今年2月に創立10周年を迎えたFoundingBase。11期目となる令和6年度のスタートにあたり、上期全社キックオフをオンラインで実施いたしました。

昨年度下期の全社キックオフにて令和6年度から8年度までの中期計画を発表し、今年度は計画実現に向けた1年目となります。

▽昨年度下期全社合宿

今回の全社キックオフでは、令和5年度の各事業部の成果報告やMVP表彰などを実施し、1年間の成果と個々人の努力を讃え合うとともに、まちづくり会社FoundingBaseが目指す「地域の価値を共創し、地域という選択肢を提供することで、多くの人々の豊かさをUpdateする」という決意を、社員全員で確認しました。

以下、教育事業部マネージャーの小野崎より、ご報告させていただきます。

▽記事執筆者:教育事業部マネージャー小野崎

■ 事業のUpdate

令和5年度は、令和6年度からの中期計画実現に向け、各事業部ごとに改めて目的に立ち返り、地域の価値を高め、広げていくための土台を整えた1年でした。

キックオフでは、通期の売上目標達成や新規拠点6・新規事業14の立ち上げなど、令和5年度の成果を振り返り、各事業部が取り組んできたプロセスおよび次年度に向けた改善点を共有し合いました。

例えば、観光事業部では島根県海士町の「海士グランピング”TADAYOI”」と高知県大月町の「大月アウトドアフィールド”KASHINISHI”」、福岡県朝倉市の「杷木松末アウトドアヴィレッジ」を新たに立ち上げました。また、スペース事業部では北海道美幌町の「KITEN」、教育事業部では茨城県大子町の「ことのば」、福井県美浜町の「放課後塾サン」がスタート。

このように拠点数を拡大させていく中で、これまで以上に地域間の連携・協働体制を強化してきた令和5年度。全国各地の拠点を横断してノウハウやナレッジを共有し合い、仕組みや型をつくっていくことで、各事業の協働生産性を高めていくことができた1年だったと思います。詳細については事業総括報告をご覧ください。

▽令和5度事業総括報告

また、キックオフでは、FoundingBaseのMISSION・VISIONと令和8年度までの中期計画を再確認し、それに基づいた各事業部の目標・方針の発表を行ないました。

FoundingBaseのMISSIONは「自由」をUpdateすること。「自由」とは、自らの意志で未来を創っていくことであり、自ら選択した今を愉しみ、今に没頭し、未来の可能性を開拓することこそがFoundingBaseの考える「自由」です。私たちは「自由」のUpdateを通じて、社会の豊かさをUpdateしていきたいと考えています。

そのために、中間ゴールとして掲げているのが「地域の価値を共創し、地域という選択肢を提供する」というVISIONです。選択肢がなければ、自らの意志で選択することはできません。様々な課題を抱えるがゆえ、価値を発揮しきれず、選択肢になりづらい地域が数多くあると思います。FoundingBaseが主体者となって、地域とともに課題を価値に変え、「行ってみる」「関わってみる」「暮らしてみる」という選択肢をより多くの人に提供したいと考えています。

これまでの取り組みをやみくもに継続するのではなく、各事業に取り組む先で「まち全体」の価値を高められているかを考えなければいけません。そして、より多くの地域にコミットメントできる存在になる必要があります。1つ1つの地域に対してより深く、社会全体に対してより広く貢献できる会社へとUpdateする、その決意を込めたのが、中期計画で掲げる目標「まちづくり会社No.1」です。

令和6年度は目標実現に向けて、各事業がまちづくりにどう貢献していくのかを明確化し、事業・業務の型化を推進しながら、各拠点間の連携を通じてサービスを磨いていきたいと考えています。

事業部単位では、観光事業部は「地域資源の魅力を高め、価値に感じる交流人口を増やす。」という事業MISSIONのもと、地域資源の活用および価値の向上、顧客に価値と感じてもらうための施設づくりやサービス改善に力を入れていきます。

道の駅事業部では、地域産品の流通最大化による地域経済への貢献を目指し、鮮度と品揃えを重視した満足度の高い店舗運営の継続と、地域スタッフのスキルアップ支援を通じた「地域の人が主役」の店舗づくりにチャレンジします。

ふるさと納税事業部では、寄付額向上に寄与することでまちの財源を作り、地域の事業創造に貢献することを目指し、令和6年度からは中間事業者として、より幅広い領域での自治体サポート体制の確立に取り組んでいきます。

スペース&ツアー事業部では、地域課題を魅力に変える場づくりと地域外との接点拡大を目標とし、
地域内外の声を集め、潜在的な地域課題を可視化するスペース事業と、地域課題をコンテンツに変え、地域内外から関与人口創出につなげるツアー事業を連動させたサイクルの創出に力を入れます。

教育事業部では、「地域における挑戦機会を最大化。ひとの成長を生み出し、まちの変化を創る。」という事業MISSIONのもと、再現性のある教育システムの確立や、小中高と一貫したコンテンツの構築・実践に挑戦していきます。

シティプロモーション事業部では、「地域価値の共通認識を共創する」という事業MISSIONのもと、地域ブランドの構築、市民のシビックプライドの醸成、市民による活動の創出と認知拡大などを通じて、まちづくり活動の主体となる市民を増やすことを目指します。

■ 組織のUpdate

上記、事業の新たなチャレンジに向け、組織もUpdateします。

キックオフにて新入社員に授与された入社証書

この4月には、新卒・中途合わせて12名が新たに仲間になりました。キックオフでは、新卒社員の入社式を実施し、「安心して仕事を任せられる!と思ってもらえる人になる」「自分を信じ、周囲からも信頼される人になる」「物事に対して100%で向き合える人になる」など、1人1人が1年間の目標とコミットすることを発表しました。

また、昨年度に刷新した組織の行動指針も、改めて全員で確認しました。

真っ当に、誠実に:関わらせていただく自治体の方々、施設やサービスを利用してくださるお客様、協働する仲間や地域の方々。すべてのヒト・コトに対して、真摯に向き合い続けていくこと。

アウトプットファースト:協働・共創するためには、アウトプットを通じて共通認識をつくり、相互理解を深めていくことが必須。思っていることや考えていることを、まず自分からアウトプットすること。

やり切る工夫と遊び心:初めからうまくできないのは当たり前。「できない」を「できる」に、「できる」を「よりできる」に。自分自身が仕事を愉しみ、工夫と遊び心を忘れずに、1つ1つの仕事をやり切ること。

これらの行動指針を日々の業務に落とし込み、新たに迎えた仲間を含めて皆で切磋琢磨し助け合いながら、令和6年度も走り切りたいと思います。

■ 全社キックオフを終えて

新たなメンバーを迎え、目指すところを皆で確認し合った今回の全社キックオフ。全国で活動する社員全員が一同に会す機会はなかなかないですが、各地での挑戦を互いに共有し、学びと刺激を得て、また各地での取り組みに活かしていく、貴重な機会だと思います。今後も大切にしていきたいです。

そして、現在キックオフを終えて2週間ほどですが、各事業部・各拠点ごとにさまざまな取り組みをスタートさせています。例えば、私が所属する教育事業部では、子どもたちの成長を生み出すためのコンテンツ開発やサービス提供に力を入れています。ひとはまちの構成要素の1つであり、ひとの変化=まちの変化。何か新しいことや困難なことに意欲を持って立ち向かう、そういった経験を地域の子どもたちに提供し、「ひとの成長」に溢れるまちを地域の方々と一緒に創っていきたいです。

今回の全社キックオフの報告は以上とさせていただきます。お読みいただき、ありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします!

▽採用情報


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