初!シティプロモーション合宿を実施しました!
全国21地域で事業を行うFoundingBaseですが、昨年度までシティプロモーションの事業は北海道安平町でのみ行われてきました。
今年度から新たに、北海道の富良野市と美唄市でもそれぞれのシティプロモーションの取り組みが始まっています。
各自治体での取り組みはもちろん、FoundingBaseがまちづくり会社としてどのようにシティプロモーションを進めていくかを考えるために、シティプロモーションチームで初めての合宿を実施しました。
▼シティプロモーション各拠点での活動
安平町では、地上一般放送「あびらチャンネル」や町のSNSの運用などを行っています。
富良野市では、ふるさと納税PR・ワーケーション推進・シティプロモーションの3つの軸で、情報発信の側面からアプローチをしています。
美唄市では、シティプロモーションを通したシビックプライドの醸成、そして関係・移住人口の増加につなげていきます。
そもそも情報って何?
シティプロモーションチームはそれぞれの具体的な事業内容は異なりますが、共通しているのは「情報」を扱っているということです。
合宿では、改めて「情報とは何か」から認識の統一を図りました。
つまり、情報を扱うとは文字や映像などの媒体によって伝達されるもの(意味合い)を扱うということ。そして、その情報の意味合いとは受け取り側の意味づけによっても変わり得るものだということを前提として確認しました。
情報を使って、まちの捉え方を変える
FoundingBaseが行うシティプロモーションは、「情報を使って、まちの捉え方を変える」ということ。まちが持つ様々な情報の中から、どの情報に何の意味合いを持たせ、誰に向けてどういう形で伝えるべきなのかを選択して発信していきます。
そして戦略的に情報発信を行うことが、まちが持つ情報の書き換え(これまでの価値を消すのではなく、新たな価値を定義するという意味)に繋がっていくと考えています。
こうした情報を発信し続けることが、市内外からのまちの捉え方の変化に繋がっていき、結果として市民のシビックプライドの醸成や市外からの関係・移住人口の増加につなげていけるのではないかと思っています。
このまちの情報の書き換えこそが、FoundingBaseが本事業で取り組むことだと考えています。まちのコミュニティ・チャンネルの運営したり、SNSでまちの出来事を発信したり、ブランド作りに取り組んでいるのはすべて「町の捉え方を変えること」に繋がっています。
これからのUpdateに向けて
今回は初めての合宿ということもあり、様々な議論で思考機会を増やすことに終始しました。
「まちづくり会社におけるシティプロモーション」とは何か。
「情報を使って、まちの捉え方を変える」とはどういうことか。
これからもチーム内でたくさんの議論を重ね、それぞれの具体的な事業を進めつつも、共通する抽象思考をUpdateし続けていきます。