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【宮城県加美町】事業レポート2024年4月「100年つづくまち創り」に向けて

わたしたちが目指していること

FoundingBaseの教育事業部・コーディネーターは、「地域における挑戦機会を最大化し、ひとの成長を生み出し、まちの変化を創る」をミッションに日々活動しています。

2022年8月からスタートした宮城県加美町拠点では、これまで町唯一の高校『中新田高校』の探究学習・生徒募集、令和5年度より統合し新設された『鳴峰中学校』の探究学習のアップデートを行うことで、生徒の挑戦機会を最大化することに取り組んできました。


加美町についてnote記事

1.中新田高校 地域創造学 とは?

 令和5年度からスタートした、地域を探究的な学びの場とし学習活動を行う科目です。
「100年つづくまち創り」をテーマにスポーツ、産業、防災の3つの観点から地域活性化の方法を考え、加美町役場と協働しながら高校生がまちづくりに参画しています。


2.昨年度まではどんな事をしていたの?

 産業そのものについての学習を始め、加美町で仕事をされている方々へのインタビュー、ボランティアへの参加、役場からご依頼頂いたミッションに対するプロジェクトの遂行等、他の教科にはない「地域の産業を活用しまちに新しい価値を生み出す」ための授業を積み重ねてきました。
詳しい取り組みについてはこちらをご覧下さい!!

昨年度は、まちへ出かけてフィールドワーク、実際に加美町で働く方々にインタビューを行い『加美お仕事図鑑』というWebサイトを制作しました。
制作したWebサイトはこちら↓

3.今年度はどんな事をしていくの?

 地域産業Ⅱの授業ではタイトルにもある、「100年つづくまち創り」を目標に、新しい仕事創りプロジェクトを行っています。加美町役場をはじめ関係者のみなさまのご協力を受け、加美町の中心に位置する『さわざくら公園』の敷地および敷地内に所在する古民家施設を主なフィールドとして活動を行っています。

↑生徒がフィールドとして使用、活動するさわざくら公園
↑プロジェクトで使用する古民家 

4.今月はどんな事をしたの?

 4月の地域産業Ⅱでは、プロジェクトの考案、企画を行いました。「100年続くまちづくり」をテーマに産業として成り立つプロジェクトを考えました。加美町の課題を解決するために、さまざまなプロジェクトが生まれ、現在進行しています!

プロジェクト案の例:
・常設で行うカフェ
・アミューズメント施設としてのお化け屋敷
・地域の子ども達を対象にしたお祭りイベント
・加美町特有のアクティビティを活かしたスポーツイベント
・町内にラーメン屋が多いことを活かした飲食イベント

まだまだ漠然としているプロジェクトをどんどん具体的にしていき、必要な予算、物品の把握、各業者とのアポイント等できることは生徒が主体となって取り組んでいきます。
5月からは「さわざくら公園内の古民家施設」を実際に使用し、イメージを膨らませながら具体的な準備を行い、プロジェクトを進行していきます。子どもたちが失敗や発見、経験等、いろいろな感情を肌で感じながら自分の可能性を信じ、挑戦を愉しめるようサポートします。今後のプロジェクトの進捗にもご期待下さい!!