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【2021年度 事業報告】観光事業

遊休地の利活用プロジェクトとして、2018年に大分県豊後高田市の長崎鼻ビーチリゾートの運営から始まった観光事業。コンセプト「あなたにとっての3つ星リゾート」を掲げて、アウトドアの宿泊施設の運営をしてきました。2022年度より新たに島根県海士町、福岡県朝倉市、高知県東洋町、高知県大月町で新規展開予定となっています。

今回の記事では、観光事業の全体像と今年度の取り組みについて紹介して参ります。

①なぜやっているのか

FoundingBaseが観光事業として主に取り組んでいるのは、遊休地の利活用です。
これまで人が訪れていなかった場所に、コンテンツを創って人を呼び込み、何度も訪れていただくという、地域経済を創る活動そのもの。
まさに、私たちが自らに由って価値を作り出し、その価値を中心として地域の未来を創り上げていくという、『「自由」をUpdateする』活動の一つであると考えています。

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②何をしているのか

現在、私たちが取り組んでいるのはアウトドア宿泊施設のプロデュースと運営事業。
そこで目標としているのは、地域におけるKeyPlaceとして滞在型観光の拠点を創り、「地域経済の活性化」を促進することです。そのためには、その地域に訪れる人を増やし、消費する額を増やしていくことが重要となります。

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FoundingBaseでは滞在型観光の拠点を実現するために「あなたにとっての3つ星リゾート」という運営コンセプトを掲げて、行政と協力した環境を整備から、個々のお客様や季節に合わせたサービス提供、その地の魅力を存分に活かしたコンテンツづくりに励んでいます。
ただ単にグランピングという宿泊施設を提供するのではなく、私たちが提供するのはその地ならではの感動体験。何度も訪れたくなるような場所になるべく、体験価値の向上のみを考えてサービスに磨きをかけています。

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③長崎鼻ビーチリゾート 活動報告

さて、それでは今年度の長崎鼻ビーチリゾートにおいてどんな取り組みをしてきたのかを紹介していきます。

詳細は割愛しますが、これまで実施してきた基本の戦術を継続しつつ、今期はさらに追加で注力ポイントを定めて価値向上に努めてきました。
結果として、売上約160%増、施設サービス利用者数は約6,500名という実績で着地しています。

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2020年度はキャンセル待ち組数が約300組いらっしゃったこともあり、グランピング設備を4台追加導入しましたが、2021年度はキャンセル待ち組数が600組に増加しており、ありがたい気持ちと申し訳ない気持ちが混在しているのが正直なところです。
観光事業という事業柄、やはり休前日や連休に予約が集中します。施設集客力は引き続き高める努力をしつつ、平日のご宿泊を検討いただきやすいようなプラン/サービスも積極的に開発してまいります。

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宿泊サービス以外にも、地域連携イベントは積極的に開催してきました。コロナによって中止・延期になった企画もたくさんありましたが、各イベントの集客数・満足度の結果を鑑みても一定の成果を残せたと考えています。

おかげ様で収益面でも順調に推移していることもあり、2022年度からは「アウトドアサウナ」と焚き火等に使う「薪」をご宿泊者様に限り無料で提供させていただくこも決定致しました。

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2022年度も、「あなたにとっての3つ星リゾート」という施設コンセプトに恥じない体験を提供できるよう、真摯に施設運営に取り組んでまいります。

④新規開設拠点のご紹介

これまで観光事業の拠点は大分県豊後高田市の長崎鼻ビーチリゾートのみでしたが、2022年度からは新たに複数の拠点で活動が開始予定です。
まず、4月から地域活性化起業人として弊社メンバーが着任、活動を開始した島根県海士町
「まちづくり」における先進的な町として知られており、高校魅力化を始めとして様々な取り組みをしている自治体です。
そんな海士町でも、島ならではの自然環境を活かした海沿いのグランピング事業を立ち上げていきます。

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私たちにとっても初めての離島でのチャレンジであり、一筋縄ではいかないと思いますが、だからこそワクワクします。

他にも、福岡県朝倉市では民間協働という形態で事業開始予定(2023年4月OPEN予定)であり、「海の駅 東洋町」の経営支援をしている高知県東洋町や、同じく高知県大月町でもアウトドア施設の運営について協議を進めております。

これからも「あなたにとっての3つ星リゾート」として、個別に最適化させたサービスとコンテンツづくりにこだわりながら、それぞれの地域ごとにローカライズさせた感動体験づくりに挑戦していきます。

今後のFoundingBaseの観光事業の取り組みにご期待ください。