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官民連携「教育まちづくり」の実践紹介!【日本一の公教育を目指すまち】8/3〜8/4フォーラム開催@北海道安平町

株式会社FoundingBaseは、「あびら教育フォーラム」を2023年8月3日(木)〜8月4日(金)に安平町立早来学園にて開催します。
イベント特設サイトはこちら!

北海道安平(あびら)町は、「日本一の公教育を目指すまち」というキャッチコピーを掲げ、教育を軸としたまちづくりを実践するまちです。

株式会社FoundingBaseは、2019年よりこの町に拠点を設け、「教育魅力化推進事業」を業務として請け負っています。この数年をかけて社会教育事業「あびら教育プラン」の推進、学校内における地域開放スペースの利用促進、小中学校の総合的な探究の時間のカリキュラム作成等を行ってきました。

そしてこの度、株式会社FoundingBaseは「あびら教育フォーラム」と題し、安平町役場と共催で安平町の実践事例を全国の自治体関係者に向けて公開します。

このフォーラムでは、「日本一の公教育を目指すまち」の実践事例を元に、教育まちづくりのあり方についてご紹介すると同時に、未来の町のあり方に関して議論を深めていきます。


★フォーラムの見どころ

「日本一の公教育のまち」を3つの切り口から捉える

1)「大人主体」から「子ども主体」の教育へ
・両子ども園の園長先生によるパネルディスカッション
全国から視察が後を絶たない両子ども園はどんな取り組みをしているのか
・子どもと大人でアイデアを出し合って作った山のプレーパークの見学

2)「学校主体」から「地域主体」の教育へ
・早来学園設計関係者によるパネルディスカッション
これからの学校教育を実現するために環境設計という観点でどのように早来学園を建設したのか
・安平町の社会教育団体のパネルディスカッション
社会教育を受けた子どもたちにどんな変化が起きたのか?“ホンモノ”と出会う地域主体の教育づくりとはどんなものか
・今年開校された義務教育学校「早来学園」見学ツアー

3)「教育の魅力化」から「エリア価値向上」へ
・まちづくりプレーヤーによるパネルディスカッション
実践事例から分かる教育を軸としたまちづくりで何が生じるのか
・安平町の行政職員、学校、町長でのパネルディスカッション
教育を起点としたエリア価値向上を目指す安平町の未来をどのように考えるのか

当日は「日本一の公教育を目指すまち」北海道安平町のエリア価値を実現する
教育のあり方について上記3つのテーマに基づいたキーワードを取り扱っていきます。
各関係者を交えてのパネルディスカッションや、実際に各教育現場を見学することができます。

★こんな方におすすめ

・学校教育・社会教育等、教育に関わるすべての方
・教育とまちとの接続に興味がある方
・幼小中連携に興味関心がある方

◆基本情報

日程:2023年8月3日(木)〜8月4日(金)
時間:各9:00~17:00
参加費:3000円 / 日
※地方公務員・教職員(公立)の皆様の参加費については、別途ご連絡をいたします。
※決済につきましては別途メールにて決済ページをご送付いたします。
※領収書が必要な場合は、今回のフォームにてご記入をお願いします。
会場:早来学園 / 他
申込みフォーム:https://forms.gle/CuSkEsq1FZcvFnq46

◆フォーラム概要

※以下、日程以外は変更可能性がありますのでご了承ください。最新情報は、随時イベントページにて更新させていただきます。
イベント特設サイトよりご確認ください。

◆主催者コメント
株式会社FoundingBase 代表取締役CCO 林賢司

安平町では、「教育まちづくり」の視点から、役場、学校、私たちを含むさまざまな民間企業や非営利団体が協力し、「日本一の公教育のまち」の実現に向けた取り組みを推進しています。教育とは、必ずしも子どもたちだけを対象としたものではないと私たちは考えています。当地で行われている挑戦学習は、大人に対しても多くの気づきや学びをもたらします。また、子どもたちが一生懸命に取り組む姿を見ることは、大人のやる気を引き出す効果もあります。同時に、教育活動を通じて町内で生まれるさまざまなコミュニケーションによって新たな魅力を生まれ、町の魅力を向上させることにもつながっています。つまり「教育まちづくり」とは、教育を通じて町全体の生活の豊かさを高める取り組みだと言えます。このフォーラムを通じて、安平での取り組みを皆さんと共有できればと思います。

株式会社FoundingBase GM 大脇政人

FoundingBaseでは2014年から地域における教育の可能性を信じ、活動してきました。

我々が活動を続ける中で感じたことは、地域において教育の可能性と重要性は年々高まっているということです。教育を考えることは、その町の未来を担う子どもたちのことを考えるということであり、まちの未来のことを考えることと同義です。
だからこそ、学校や教育機関だけではなく、行政や民間など多様なセクターが一緒に考え、協働し、取り組むことが重要だと考えています。今回の「あびら教育フォーラム」では、教育のハードの設計とソフトの設計の融合をどのように実現したのか、また子どもたちの挑戦機会をどのように創ってきたのか。こうした一つひとつの取り組みを全て詰め込んだフォーラムとなっています。教育とまちづくりについてじっくり考える2日間となっていますので、ぜひこの機会に安平町へお越しください。

◆北海道安平町とは?

安平町は、北海道の空の玄関、新千歳空港から約14kmに位置する人口約7,300人の町です。ディープインパクトなどを輩出した競走馬のファーム、糖度の高いアサヒメロン、日本初のチーズ工場、国鉄最後の蒸気機関車、一面に広がる菜の花畑などの有名なものがあります。

◆「子育て・教育」を第一優先政策に

2017年より町の第一優先政策として「子育て・教育」を掲げ、教育環境を魅力的にするべく、様々な取り組みを行なってきました。
例えば、公私連携幼保連携型認定子ども園。町内に2つある子ども園(※1、※2)が民営化され、「コミュニティの核を為す」との想いから、園庭の遊具を地域住民と一緒に作ったり、「ホンモノとの出会い」を大切に考えた結果、園内で馬を始めとした生き物を育成する等、数々の先進的な取り組みが実施されてきました。
また、安平町は日本で初めて「日本型子どもにやさしいまちモデル」実践自治体(※3)として、ユニセフに認可されています。

※1 おいわけ子ども園(https://www.oiwake-kodomoen.com/)
※2 はやきた子ども園(https://hayakita-kodomoen.jp/)
※3 日本型子供にやさしいまちモデル(CFCI)(https://www.town.abira.lg.jp/kosodate/gakuen)

◆被災。ピンチをチャンスに。教育環境の魅力化の加速

2018年9月、胆振東部地震が起こりました。安平町も甚大な被害を受けた自治体のうちの一つで、先述の子ども園も震災翌日から避難所として稼働せざるを得ませんでした。
「ピンチをチャンスに」という町長の宣言の元、マイナスをゼロにするのではなくプラスにしようという動きが起こります。教育においては、「挑戦」をテーマにした独自の社会教育手法「あびら教育プラン※4」が誕生したり、義務教育学校「早来学園」が新設されたりしました。

※4 あびら教育プラン(https://abira-edu-plan.jp/)

◆2023年、「自分が“世界“と出会う場所」早来学園の開校

胆振東部地震で特に大きな被害を受けたのが、早来中学校でした。震災後、校舎は全く使えない状態。中学生たちはプレハブの学び舎で学校生活を送っており、新しい学校を建設する必要がありました。
様々な議論の積み重ねによって建設されたのが、義務教育学校「早来学園※5」です。
コンセプトは、「自分が“世界“と出会う場所」。各教室に工夫が凝らされており、例えば図書室は地域住民にとっての図書館兼コミュニティスペースとしても活用され、昼休みにふらっと来た中学生が、地域の子どもと遊びお母さんの話し相手になることも。
今回の教育フォーラムでは、実際に学校を見学することができます。

※5早来学園(https://www.town.abira.lg.jp/kosodate/gakuen)

主催:株式会社FoundingBaseについて

株式会社FoundingBaseは、「自由」をUpdateする というMISSIONのもと、地方を軸に事業展開している地方共創ベンチャー企業です。全国25自治体と連携しながら「まちづくり」に関わっています。
安平町では、「安平町教育魅力化推進事業」を業務として請け負い、社会教育事業「あびら教育プラン」の推進、早来学園地域開放スペースの利用促進、小中学校の総合的な探究の時間のカリキュラム作成を担っています。

◆会社概要
【会社名】株式会社FoundingBase
【代表者】代表取締役CEO 佐々木 喬志 代表取締役CCO 林 賢司
【設立】2014年2月
【本社】東京都世田谷区北沢2-6-2 ミカン下北B街区501
【HP】https://foundingbase.jp/






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