根羽村シニアタブレット講習が始まりました!
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根羽村シニアタブレット講習が始まりました!

長野県の最南端に位置する、人口900人ほどの小さな村、根羽村にもFoundingBaseのメンバーが入り、活動させていただいています。

 根羽村では、主に、村唯一の学校「義務教育学校根羽学園」のICT支援や総合学習のコーディネートを行っております。その流れで、村の教育委員会の方から「村のシニア世代のためにタブレットを教えて欲しい」との要請があり、今回の講習会が実現されました。
 時間は19:00~20:30。場所は古民家をリノベーションした根羽村の新しいスポット「くりや」。

https://www.instagram.com/neba_kuriya/?hl=ja

いつもならテレビを見て、のんびりしているこの時間に集まって、シニア世代の皆さんと一緒にタブレットについ学びました。

この取り組みの意義

 教育委員会からこの講座を引き受けるに当たって、この取り組みの意義を改めて整理しました。この取り組みの意義は、「いくつになっても学び続けられる機会の提供」だと捉えています。実際に講習を実施して、人はいくつになっても学びたいのだと、受講した方々の姿勢から改めて感じました。わからない方がわかる方に「教えて教えて!」という姿は、どの世代も変わりません。
 一方で、受講者の方々は、どうしても歳を取るにつれて、学ぶ機会は減っていき、新しいことを学ぶのがどんどん億劫になってしまうとも言っていました。そんな状況にもかかわらず、若い世代は、面倒臭いといって教えることを避けてしまうことが多いです。この傾向は家族のように近い存在であればあるほど、強いのではないでしょうか。
 
 今回、シニアの方々が学び、実践していく機会を通して、一人一人がその時々に応じた生きがいを自ら見つけていって欲しいと思います。
 
 そして、特に、根羽村のような小さな村ほど、こういった学びの機会の提供は、村を盛り上げていくために、重要な意味を持ちます。根羽村のシニア世代には、郷土料理を伝えてくださっている方、村の飲食店・商店を支えてくださっている方、村の顔であるとうもろこし農家の方、村の重要な役割を担っている方がたくさんいます。
 少々、求めすぎなのかもしれませんが、そんなシニア世代への教育で生まれた前向きな力が、影響力を持ち、村全体のレベルを引き上げ、村で主体的に動ける「主体者」を増やしていくことにつながっていく。これが理想です。

インフラとしてのタブレットと、今回の講座のゴール

 前段で、シニア世代の教育の理想は、村の「主体者」を増やすことだと書きましたが、特に、タブレットは村の「主体者」にとって不可欠なインフラだと捉えています。
 その上で、「シニアの方々が、安全にタブレット端末やクレジットカードを扱えるようになること」を講習の第一ゴールと置いています。いわゆる、情報リテラシーをつけてもらことがゴールということです。受講者のタブレット使用にあたって、不安なことで一番上がっていたのは、「知らないうちに課金されてしまったらどうしよう」ということでした。こういったハードルを一つ一つ超えていき、シニア世代がSNSで情報を発信していけるようになったり、簡単に若い世代とコミュニケーションを取り、協働してけるようになったりと、タブレットが「主体者」にとってのインフラになっていくのだと思います。

実際にやってみての反応

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やはり、「学ぶことは楽しい」ということはいくつになっても同じなのだなと思いました。
 実はタブレット購入も、受講者のみなさん一人一人と一緒に手続きを行ったのですが、その時は「機械音痴でできるかどうか…」「難しくて漬物石になるかも」と少し不安な様子でしたが、講座の時は、一つ操作が言われた通りに出来るたびに、購入時には見えなかったすごく良い顔が見えたのが非常に印象的でした。第一回のタブレット講習は、タブレットの基本操作とLINEの使い方を主に扱ったのですが、特に、スタンプを送信の練習は盛り上がりました。勝手に色々なスタンプを自分で見つけては、人に送って、と非常に楽しそうでした。


終わりに

 これから3月まで、計20回ほどを予定しているタブレット講習ですが、まだまだ走り出したばかりです。これから回数を重ねていくにつれて、上に書かせていただいた意義の部分も磨いていきたいと思っています。
 一番タブレットを使いこなしているシニア世代のいる村、根羽村に乞うご期待です。

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