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拠点連携プロジェクト『フミダス!』の活動経過報告

▶︎フミダス!とは

日本の各地域の子どもたちがチームを組んで、自分たちの「したい/やりたい」をベースにゼロから企画を実施する新たなプロジェクトがスタートしました。

その名も「フミダス!」

「自分の世界から、そして今の自分から、一歩踏み出すことの大切さや楽しさを感じること」

私たちが、このプロジェクトに込めた想いです。

子どもたちは、みんな生まれてからたくさんの「フミダス!」を経験します。そして、たくさんの成功と失敗を積み重ねながら、成長していきます。

この世界は、もっともっとたくさんの面白いモノや人や場所で溢れてる。

自分が一歩踏み出すことで、自分の世界が広がること。
自分が一歩踏み出すことで、予期せぬ出会いがあること。
自分が一歩踏み出すことで、まだ見ぬ自分に気づくこと。

これは、そんな「フミダス」人を応援するプロジェクトです。

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▶︎ロゴに込めた想い

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このロゴには大きく3つの意味が含まれています。

「トビラを自らが拓き、前に進んでいく様子」
「トビラが大きくなることで、世界が広がっていく様子」
「時には壁が立ちはだかりながらも、挑戦し諦めない様子」

フミダス!の中で、躍動感と決意、ぶれない軸の力強さを持ちながら、彼らの想いがどんどん加速していく様子を表現しています。

▶︎3ヶ月間の歩み

フミダス!は今年の7月に始動しました。
今回のプロジェクトには、日本各地の3拠点に住む、総勢17名の生徒が参加しています。

大分県豊後高田市にある高田高校の生徒、高知県四万十町 町営塾じゆうく。に通う高校生、そして、岡山県吉備中央町 町営塾kii+に通う中学生。

参加している17名は、今回のプロジェクトを自らの意志で選び、自分の挑戦したいこと、克服したいことを明確にした上で参加しています。

「人見知りを克服したい」
「後悔しないように最後までやり遂げてみたい」
「他県の人と関わって自分の視野を広げたい」

生徒によって踏み出したいことは違います。しかし、踏み出したいという気持ちは同じです。自治体や学年を超えた仲間たちが一つのチームとなって最後まで走り抜けていきます。

この3ヶ月間の中で3拠点を繋げ、話し合い、情報を共有し合い、お互いを高め合ってきました。

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▶︎「まち」について考え続けた1ヶ月間

〜 まちづくりとは何かを考える 〜
全国で行われているまちづくり。それぞれの取り組みの目的や方法は多種多様です。日本全国の事例をもとに、自分たちがこれから挑戦するまちづくりはどのように定義することができるのかを考えました。日本全国の事例を見てみると、「まちづくり」には、そこに関わる一人一人の物語が紐づいている。そのことから「まちづくり=物語づくり」であると定義しました。

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〜 自分たちしか出せない価値は何か? 〜
初回の授業で定義した「物語づくり」。
では、一体自分たちはどんな物語を作ることができるのか、過去の事例をもとに考えました。まちづくりに関わる人を立場のレイヤーで分けることで、自分たちしか出せない価値・立場からの視点があることを学びました。

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〜 まちづくりの実践に向けて 〜
そして、自分たちがこれからまちづくりを考えるにあたり、今まさにまちづくりで活躍している大人を調べました。彼らがどんな想いを持ち、どんな方法を使っているのか。それらの実践から学び、自分たちが挑戦したいことをさらに具体的な形に落とし込んでいきました。

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▶︎変更を余儀なくされても前を見続ける彼らの姿勢

実はこのプロジェクト、もともとは日本の様々な地域の子どもたちがチームを組んで「まち」をテーマに活動する予定でした。

「まち」について学び考えるだけでなく、その後クラウドファンディングで資金を集め、参加拠点の1つである大分県豊後高田市に実際にみんなで行き、合宿をして様々なプログラムを実施する、、、

しかし、新型コロナウイルスの影響によって、計画していたスケジュールは全て白紙に。

「クラウドファンディングに挑戦して自分たちの仲間を集めたい!」
「合宿で他の自治体の人たちともっともっと仲を深めたい!」

そんな想いをもってこのフミダス!に参加してくれた生徒も中にはいました。
苦渋の決断を下し、彼らにそのことを伝えると、
「この状況だから仕方ない」「自分たちができることをしよう」
彼らからでてきた言葉は前向きなものばかりでした。プロジェクトの内容が変更されても、彼らが踏み出したいという強い想いは変わりません。

そんな彼らの気持ちをカタチにするために、現在、拠点や学年を超えた3つのチームで協力し、ゼロからプロジェクトを立ち上げています。

▶︎ゼロから創り上げる彼らの『フミダス!』プロジェクト

あるチームは、「自分たちのまちをもっと多くの人に届けたい」という想いから、地域をPRするためのショートムービーを作成します。

また、あるチームは、「未来への不安や期待をもった中高生と大人が対談できる場をつくりたい」という想いから、未来について考えるきっかけになるようなオンラインイベントを企画中。

はたまた、あるチームは、「より良いまちを作るために中高生がまちについて考えられる場を作りたい」という想いから、中高生によるまち自慢大会の企画を考えています。

各チームには弊社スタッフが2人入り、週1〜2回のミーティングを実施中です。各プロジェクトの詳細については、随時更新していきます!

地域の未来を担う彼らの新たな挑戦、ぜひご期待ください!