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【「挑戦」がまちに伝播しています!!mineto SUMMIT実施報告 📣】

公設塾minetoでは、7月28日(金)にmineto SUMMITを実施しました。
今回は、mineto SUMMIT開催の背景や、実施してみて塾生やまちにどんな変化が起こったのかをお届けします!

FoundingBase美祢拠点については、こちら

minetoのアンバサダーコミュニティとは?

私たちFoundingBaseは、まちづくり会社としてエリア価値の向上を目指しています。
その中でも、教育事業では、直接関わる子どもの挑戦を起点に、まちの様々な大人にも挑戦を伝播させていき、最終的には「一人ひとりの挑戦が溢れるまち」を実現させることを目指します。

「一人ひとりの挑戦が溢れるまち」の実現のために、minetoが今年度から力をいれているのが「アンバサダーコミュニティ」です。

minetoでは、これまでに多くのまちの大人の方と授業・プロジェクトで協働することで、塾生の挑戦の幅を広げてきました。

一方で、まちの大人の方の視点からは、「日頃から応援してSNSなどで見守っているが、塾生とどのタイミングで協働できるのかわかりにくい」などの問題がありました。
また、塾生の視点からは、「どんな大人が応援してくれているのか分からず、自分の挑戦への協力を依頼しにくい」という問題もありました。

そこで、アンバサダーコミュニティでは、日常・非日常の両面でまちの大人と塾生間の接点を増やし、まちの大人が塾生の挑戦に関わりやすいようにしようと、コンテンツを準備しました。
今回開催したmineto SUMMITは、minetoのアンバサダーコミュニティの「非日常」施策です。

「日常」の施策としては、
・塾生の活動を応援する「アンバサダー」が集まるアンバサダーグループ
・「アンバサダー」のプロフィールを塾内に掲示するアンバサダー図鑑
などを随時運用しています。

アンバサダーである地域の大人は、アンバサダーグループでminetoの塾生の挑戦の過程を見守ります。時には、グループ内で支援を申し出たり、アンバサダー図鑑を見た塾生からの支援依頼に応えたりして、挑戦に関わっていきます。

このように、アンバサダーコミュニティを通して、日常・非日常の両面でまちの大人と塾生間の接点を増やすことで、塾生本人が実現不可能だと諦めていたような「予想外の挑戦機会」を増やしていきたいと考えています。


mineto SUMMITとは?


「日常」のコンテンツで塾生の挑戦を見守ったり、関わったりしたアンバサダーが集まるのがmineto SUMMITです。

mineto SUMMITの中では、
・塾生から授業やプロジェクトの活動報告
・塾生と大人が「挑戦」についてプレゼンして支援を募る「mineto talks」
などのコンテンツを行います。

活動報告会自体は昨年度も行っていましたが、今回からは、大人もなにかしらの形で「挑戦」に関われるようにアップデートしました。

具体的には、mineto talksというコーナーや塾生個人が行うオリジナルプロジェクトの発表をプラスし、地域の大人が挑戦を支援したり、自分の挑戦を語ったりする場面を組み込みました。

このような設計の背景には、「塾生とまちの大人やまちの大人同士で挑戦のエネルギーが循環する仕組みをつくることで、“一人ひとりの挑戦があふれるまち“の礎としたい」という狙いがあります。
直接的にまちの大人に関わるコンテンツという側面で、”一人ひとりの挑戦があふれるまち”の実現に最もインパクトがある施策の一つだと考えています。

mineto SUMMIT当日の様子

当日の参加者数・参加者の満足度平均

参加者:54名(オンライン/オフラインのハイブリット)
満足度平均:8.9/10点

「minetoアンバサダー」を中心に、美祢市内外から様々なセクターの方にご参加いただきました。また、54名のうち、24名には日本全国からオンラインでもご参加いただきました。

会場となったminetoの様子

イベント全体を通して、特に盛り上がっていたのがオリジナルプロジェクトのブース発表
「伝説のライバーに俺はなるプロジェクト」「相談1000プロジェクト」など計6つのプロジェクトをブースに分かれて発表しました。

オリジナルプロジェクトのブース発表の様子

各ブース、聞き手の参加者が5-8名程度だったこともあり、
「そもそもなぜこの方法を選んだの?」「たとえばこういう考え方もあると思うけどどうだろう?」など、なかなか手強い質問も含め、様々な声が参加者から挙がり、活発な議論が展開されていました。

塾生に質問する参加者

事後アンケートでは、
「塾生がプロジェクトに懸ける思いを双方向なかたちで、深掘りできた!」
「子どもたちの発表がイキイキとしていた。たくさん質問があっても、的確に答えていた!」
などの声を多くいただき、まさに双方向なやりとりが実現し、熱気に溢れた時間となりました。

起きた変化


「塾生とまちの大人やまちの大人同士で挑戦のエネルギーが循環する仕組みをつくることで、“一人ひとりの挑戦があふれるまち“の礎としたい」と考えて開催した今回のmineto SUMMIT。

参加された方の年齢も立場も様々でしたが、垣根を超えて、互いに刺激し合い、挑戦のエネルギーが伝播しているエピソードがいくつかあったのでご紹介します!

❶ 塾生からまちの大人へ挑戦のエネルギーが伝播

・mineto talksで塾生がプレゼンした「Make bookshelf」プロジェクトには、10人の大人の方から合計8,900円が資金支援いただく。
・「工具を持って手伝いに作業を手伝うよ!」と表明してくださった方、「本を寄付するよ!」という支援を表明してくださる方も。作業の工程については早速協議がスタート!
・「皆さんの発表を聞いて自分ももっと頑張らないといけないと思いました」「自分の興味のあることに、社会を巻き込みながら実現することに感銘を受けました」などの感想をくださったまちの大人の方も。

オリジナルプロジェクトについてプレゼンし、支援を募る塾生

❷ まちの大人から塾生へ挑戦のエネルギーが伝播

・mineto talksでは、大人も自らの挑戦についてプレゼン。今回は、美祢市初のジムをこの7月にオープンさせたまちの大人の方に登壇いただいた。プレゼンを聞いた塾生からは、「あんなふうに熱意を持ってるのがすごいと思った」「ジムをつくってるのは知っていたけど、あんな想いを持ってるなんて知らなかったからすごいと思った」などの声が!

自らの「挑戦」について語るまちの大人の方

❸ 塾生から塾生へ「挑戦のエネルギー」が伝播

・「〇〇ちゃんのイベント手伝ってみたい!」と挑戦への関わりを申し出る塾生。
・「あんなに支援してくれる人がいるなら自分もできるかも」と次は自分が挑戦したいと考え始める塾生。

他の塾生もブース発表を聞いている様子


まとめ

 今回のmineto SUMMITは、ただの活動報告会ではなく、塾生-参加者がフラットに、「挑戦」を語る時間にすることができたと考えています。

 また、もう一つの大きな収穫は、オリジナルプロジェクトブースで堂々と参加者の方からの質問に答える塾生の姿を見ることができたことです。
mineto SUMMITのような「挑戦を語る場」をつくっても、塾生自身の中に挑戦のエネルギーがなければ参加者と議論することができません。この3ヶ月で、参加した塾生それぞれの中に挑戦の火がついたことが感じられました。

 このようなイベントを通じて、そこに暮らす人たちが「挑戦」という切り口で一つになることができました。挑戦機会を通じて、人々の生活や暮らしに小さな変化が生まれる。こうした積み重ねが、その地域のエリア価値向上につながると感じました!

 mineto SUMMITは、今年度あと2回開催する予定です。
引き続き、アンバサダーコミュニティ構想施策を進め、塾生-まちの大人間での挑戦の循環を起こしていきます!

今後の情報にもご注目ください!


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