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【宮城県加美町】中新田高校 生徒インタビューvol.1



はじめに

FoundingBaseの教育事業部・加美拠点メンバーが学校魅力化に携わっている中新田高校(通称「ナカコウ」)。
昨年度新設された「地域創造学」での学びや、FoudingBaseのコンテンツ「アクセル」への参加を通じた、挑戦や自身の変化、キャリア選択などをお話頂くため、2年間をともに過ごしてきた生徒さんにインタビューをしました。

(今回のインタビュアー)

濱本:
本日は中新田高校の生徒インタビューの1番手として、佐々木さんに来て頂きました!まずは第1志望の「星野リゾート」への内定おめでとう!すごい!!!

佐々木さん:
ありがとうございます!

濱本:
色々お話を聞いていく上で、いつものように「あゆみ」と呼ばせてもらうね。
宜しくお願いします。

佐々木さん:
では、こちらも「はまさん」で。笑 
宜しくお願いします!

(2年間一緒に挑戦したメンバー)

地域創造学1期生! 地域とともに過ごした2年間

濱本:
新設された地域創造学という教科を受講した1期生として、この2年間はどうだった?

佐々木さん:
他の高校ではできない経験がたくさんありました!
1年生の時に、総合的な探究の時間で商店街の方へアポ取りをして訪問する機会があったのですが、その時の印象が大きく残っていて、地域で学ぶことに惹かれ、地域創造学を選択しました!(中新田高校では1年生の夏までに2年生以降のコース選択を行います。)

地域の人との関わりで、これまで知らなかった事をたくさん知れたし、接客業に興味があったので、人との関わりがたくさんあったことが進路選択において役に立っていると思います!

濱本:
社会をリアルに体験できることがこの授業の醍醐味だよね!


(鍋まつりでは、移住・定住の増加をねらって子ども向けイベントを実施しました!)

コーディネーター 林来夏との出会い

濱本:
コーディネーターの林さんとの2年間はどうだった?

佐々木さん:
(林さんは)とてもパワフルで。笑 
こんな風に考えたり、挑戦したり自分でもしてみたいな。と今でも思ってます!憧れの存在です。

濱本:
この出会いは良かった?笑

佐々木さん:
すごく良いきっかけになってますよ!ほんとに!

濱本:
来夏さん泣かないでね。笑

(2人でFBポーズ)

地域創造学での経験。キャリア選択と関わっている部分

濱本:
ナカコウでの授業や生活とキャリア選択の繋がりはどうですか?

佐々木さん:
めっちゃあります!!2年生になって、地域創造学が始まり「観光」「接客」に繋がる好きな事ができるようになったと思います。学年で2位になった授業での起業計画書の作成とか、アクセルを通じて接客が好きなんだ、得意なんだと思いました。それが「ホテルスタッフになりたい」に繋がっていったと思います。

濱本:
「地域」×「観光」×「接客」がキーワードだね!アクセルについてはこの後詳しく話そう!

(1年生の総合はここからスタート)

アクセルに参加してみて「加美町JK盛り上げ隊」の活動

濱本:
高校2年生の9月から半年間、FoundingBaseのコンテンツ「アクセル」に参加してくれたけど、やってみてどうだった?(※アクセルとは、FoundingBaseが関わらせて頂いている各自治体の、児童・生徒の日常の挑戦を加速させ、各個人が自分の「やりたい」を地域の中で実現していくというプログラムです。)

佐々木さん:
部活も自分たちがメインになって、バイトもあって文化祭準備も重なって、本当にしんどい時期がありました。笑
それでも憧れていた「観光・接客」に関わる仕事をする上で、このプロジェクトは必要な事を学べると理解していたので諦めたくなかったです。

濱本:
プロジェクトの詳細を教えてもらえるかな?

佐々木さん:
「加美町JK盛り上げ隊」を友達と2人でやりました!
学校の授業で関わった加美町の方々や飲食店など、自分の力で魅力を発信していこうという企画です!
こんなにいい人たち、こんなに美味しいお店を色々な人に知ってもらいたいと思って、TikTokを活用した情報発信をしました!お店へのアポイントスケジュールから動画撮影、編集、見せ方、紹介動画以外に視聴を増やす為に別動画を挟んだり。笑
FoundingBaseの方々と学校の先生方に色々フィードバックをもらいながら進めました。

濱本:
私からも色々注文したよね。なんでも1人でやらない。どうやって進めるかリーダーとしてやってみようとか。今思い返すと注文が多かったかも。笑

佐々木さん:
多かったです!笑
でも、やれることだと思ったし、自分が苦手で避けてる事だなと思ってました。
2人で参加していたので、もう一人につまらなさや苦労をかけることが嫌だったので、自分でたくさんのタスクを担ってしまったり。
役割をふることが苦手で。。。
協働ということを感じることができて、1人ではできない事ができる感覚を感じました!

濱本:
いいね。物事の進め方。より良くするには1人でやるより絶対いいもんね!

佐々木さん:
苦しみより、最後には楽しさの方が勝っていました!

(高校生の知見を生かした取り組みでした)

内定先と高校生活の繋がり

濱本:
FoundingBaseが作成した「地域創造学」や「アクセル」、高校生活を通し、キャリア選択やまちに対する想いの変化はどう?

佐々木さん:
お店に取材して加美町のお店や人をさらに好きになりました!
地域創造学で行っているインターンシップでも観光紹介を行っている最中でした。
ホテル業は人と関わることが多いと思っているので、アクセルで培った「地域と関わらなければわからないこと」を伝えたいという気持ちが、星野リゾートの「地域密着型ホテル」に就きたい、という気持ちに繋がっていきました。ホテルに就くにあたって周りのことをしらないとお客様に話せない。アクセルで身についたスケジューリング、タスク、取材申し入れ等の経験が役に立つと感じています!

濱本:
今回内定頂いた先は、自分で見つけて先生に直談判したんだよね。
学校には求人が来ていなかった中で、星野リゾートで以前働いていた人(豊後高田拠点メンバーの川口)とも話ができたのは良かったね。「誰か紹介して下さい」と言ってきた行動力も見事でした!
自分の経験がキャリア選択にピッタリハマったのかな?

佐々木さん:
ネットに載っていない部分というか、直接働いた経験のある人と話せるよい機会でした!妥協したくなかったし、まさに、高校生活で学び、チャレンジしてきた事から「次の挑戦先」としてこだわり抜いて進路を選択できました!

(実体験を聞くことができたオンライン相談)

最後に

濱本:
実体験からの気づき、そして挑戦とインプットした事をきっちりアウトプットしていったなという印象です!本当にありがとう!

佐々木さん:
こちらこそありがとうございます!ここで終わりではなく、人生の中で「地域」「観光」「接客」はずっとキーワードになっていくと思います!

(最後は文化祭でパシャリ!これからも一緒に頑張ろう!)