コミュニティカフェ『Blanc』の取り組みをご紹介!
新潟県三条市では「誰かの小さなやりたいを叶える」をコンセプトに
コミュニティカフェBlancを運営しています。
2021年6月にオープンして以来、形を変えながら運営を続け2年目に入りました。
地域の人の「小さなやりたいを叶える」場所として、イベントや間借りカフェを開催しており、今年は計60回のイベントを実施することができました。
最初は関わる人も少ない場所でしたが、今では50名以上の方がBlancを使ってやりたいことを実現するような場となってきました。
2021年は本当にたくさんの方に間借りで使ってもらったり、イベントとしても地域の方に協力してもらいながらたくさん実施できた年となりました。
今回はその中でも印象に残っているイベントをご紹介したいと思います!
「名物イベントを作りたい」から形になった野外イベント
間借りでカレーを作って出店してくれている方から、ある日「下田地域に観光客が集まるイベントをつくりたい」といった相談をもらいました。
そこからやりたいことを形にするにはどういった企画がいいのか有志を集めて話し合ったり、イベントの出店者に声をかけにいったりして形になったのがミズベリングゆうぐれビアガーデンというイベントでした。
当日は200名を超えるお客様が来店し、無事にイベントを終えることができました。
今まではBlancの中だけでできることを実現してきましたが、外に飛び出して
やりたいことを叶えることもできるということを証明できたイベントになったと思います。
また今回のイベントを発案してくれた方にとっても、初めて大きなイベントを主体者として開催して達成感がすごかった、また来年もやりたいと言ってくれました。
商店街を巻き込んで開催したオータムフェス
三条市にはふたつの商店街があり、Blancはそのうちの一つである中央商店街の中に位置する場所で運営をしています。
普段はBlancだけでイベントを開催していますが、せっかく商店街の中に店を構えているのだから、もっと商店街に人がくるようなイベントを作ることはできないかと考えました。
そこでNPO法人えんがわさんと一緒に中央商店街の店舗の方々を巻き込んだイベントを開催することにしました。
中央商店街の店舗の方が負担なく参加できる形にしていこうという話になり、ワンコインで商品を用意してもらいワンコイン商店街という企画をイベントの中で実施しました。
えんがわさんと一緒に商店街の各店舗の方々へイベントの説明をしに行ったり、商品を撮影させていただいたりと、普段はお店にいてじっくりとお話しする機会がない方ともお話しでき、私たちの企画に賛同してくれた8店舗の方々と一緒にイベントを開催することになりました。
当日はステージえんがわからBlancのある中央商店街を回遊してもらうため、
スタンプラリーを実施。
普段は人通りが少ない商店街ですが、2日間のイベントの中で家族連れや子供たちがスタンプラリーをしながら歩いている姿を多く見かけることができました。
またBlancに関わってくれている地域の子から「お化け屋敷をやってみたい!」という話をもらい、Blancの近くにある空き家を使い二日間のイベントの中でお化け屋敷のイベントを開催しました。
恐さのあまり途中リタイアする方もいらっしゃいましたが、50名以上の方に予約をいただき実施することができました。
今回のイベントを通して、商店街の方からはいつもよりお客さんが来てよかった、またこういったイベントがあったら参加したいという声をいただくことができました。
地域の人の小さなやりたいを叶える場所へ
FoundingBaseとして三条市で「地方共創」を実現するために活動を続けて2年がたちました。
その地で活動を続けていたからこそ地域の人とのつながりも増え、一緒にイベントを企画したり、間借り出店してくれる方々も増えてきました。
2022年度も、地域の人との関わりしろを増やしていき、三条にコトを創り続けることで三条でチャレンジする人や三条をもっと好きになる人を増やしていきたいと思います。