『まるごと夢マルシェ』開催!
豊後高田市でマルシェがリニューアル!『まるごと夢マルシェ』始めます!
豊後高田の夢むすびチームです。
私たちが始める4月からの新しいチャレンジ。
その名も『まるごと夢マルシェ』!
どうして夢むすびでやることになったのか?夢マルシェってそもそも何?
今回は夢マルシェの全貌をご紹介します!
■ 夢むすびって何?
豊後高田市、昭和の町の「玉津商店街」にある農産物直売所です。
これまで10年間、地域のお母さん方が運営し、農産物やお弁当販売、おせちの事業などを行って来ました。
そんな施設をこれからも継続的に続けていけるようにと、私たちが昨年10月にバトンを受け、夢むすびを運営しています。
現在は豊後高田の農家さん約270組と契約し、毎日朝採れ野菜を地元のスーパーやお弁当として市内の方々に届けています。
2021年2月に店舗もリフォームしました!
(Before)
(After)
■ 『夢マルシェ』をどうして始めたの?
2021年2月から月に2回、土曜日にマルシェを開催してきました。
始まりは、野菜の価値や豊後高田の農家さんのことをより多くの方に知ってもらいたい!そうするためにも、まず夢むすびに集まる人を増やせないか・・・そう考えたことがきっかけです。
実はこの夢むすび。商店街の真ん中にはあるものの少し奥まった場所に位置しており、表通りからは隠れてしまっているんです。なので、地元の方の中にも「そこって何しているところなの?」「気にはなるけど行くきっかけがないとなあ」というお声を頂いていました。
そこで、チームで考案したのが週末に開くマルシェという形。
マルシェであれば、農家さんの野菜も売ることができるし、今まで夢むすびでお母さん方が培ってきた「地元の野菜を美味しく調理して届ける」という文化も存分に発揮できます。
メンバーの藤原が小さい頃“実はピザ屋さんになりたかった”なんて話から(笑)、様々な種類の野菜をたくさん提供できる野菜ピザを目玉にマルシェを実施してきました。
(初回のマルシェの様子と、定番のピザ)
■ そんなマルシェがリニューアル?『まるごと夢マルシェ』ってどうやるの?
テストマーケティングを兼ねて実施してきた『夢マルシェ』ですが、この春リニューアルすることに決定しました!
新しい『夢マルシェ』のテーマは「発見」。
私たちは大きく2つの「発見」を夢マルシェで届けます。
・『夢マルシェ』での発見①
夢むすびが農家さんと直接交流して教えてもらった、生産過程のこだわりなどをストーリーで伝えることで食材の良さを再発見!
メンバーが農家さんと交流し、時には収穫から一緒に参加させてもらった野菜をマルシェで提供予定です。そこで見つけた農家さんならでは知識やこだわりを、私たちが代弁者となって伝えていくことで食材の魅力を再発見できる場所にしていきます!
・『夢マルシェ』での発見②
食材の魅力を新しい組み合わせや、珍しい食材とコラボし野菜の魅力を発見!
例えば菊芋といった野菜、みなさんご存知ですか?
生姜にそっくりなため、間違えて買ってしまう方も多くいるのですが、自宅での食べ方が分からない!といった声をお客様からいただきます。そこで夢むすびで菊芋の食べ方を研究し、唐揚げ、酢の物、菊芋バターなど様々な形で試作。結果きんぴらにした菊芋をピザにして3月のマルシェで提供しました。
実際に食べたお客様からは、「きんぴらとピザの組み合わせが新鮮だった。」「菊芋という野菜は知らなかったけど食べてみたら美味しかったので家でもきんぴらを作ってみた。」
とおっしゃって頂き、菊芋の魅力の「発見」につながったように思います。
(ちなみに菊芋はこのような見た目)
このように野菜を通じて「発見」を届ける場として『夢マルシェ』を開催していく予定です!
そして、より多くの方にこの「発見」を届けるべく、これまで実施して来たマルシェから営業日時も変更することにしました!
これまでの月2回から、毎週末の開催に変更!
単発のイベントではなく、玉津商店街の文化として根付かせたいという想いから、働いている方も来店しやすい金曜日と土曜日に開催予定です。
そして、夜の部も新設!
マルシェって昼のイベントじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、夢マルシェでは夜だからこそ楽しめる特別な空間をご用意します。
野外で風に吹かれながら美味しい食事を楽しめる、これまで豊後高田になかった食を通じて驚きやワクワクが体験できる場所を作っていきます。
■ そんなマルシェを通じて夢むすびがまちに起こしたい変化とは?
マルシェで人が“つながる”まちに。
『夢マルシェ』が週末の文化になった商店街に、地元の方が集まる。
一つ隣の町から集まる。市内からも噂を聞きつけた方が試しにと足を運んでくださる。いつしか常連さんが生まれ、家族やご友人と来店していただけるようになる。
様々な世代の方々、様々な地域の方々。そんな"様々"な人のつながりができる場所に。
また、私たちが届けた野菜の「発見」が、今度は地域の方の声で新しい食べ方やレシピといった「発見」が生まれる。
そんなシーンを見た農家さんが様々な野菜を提供してくれて、マルシェに集う方々は農家さんから直接野菜を買う体験が生まれる。
そんな農家さんとのつながりができる場所に。
そんな場所になるよう、まずは高齢化やコロナウイルスの影響で人出が減ってしまった商店街を食の力で盛り上げていけるように頑張っていきます!