地域に新たな滞在魅力を。「菜の花路面ランチ」を実施しました!
豊後高田市にて春の滞在魅力を創出!
3/12〜4/10の毎週末、大分県豊後高田市の長崎鼻ビーチリゾートにて、昨年に引き続き2回目の「菜の花路面ランチ」を実施しました。
例年、3月中旬から4月上旬にかけて、長崎鼻では2,200万本の菜の花を見るために多くのお客様が訪れます。そこで、訪れたお客様に、お花見だけでなく長崎鼻の春の滞在をご提案し、より一層楽しんでもらいたいという想いのもと、路面出店の開催にいたりました。
当日は、バゲットサンドなどの軽食や白ネギ焼きなどの地産商品、イチゴ飴やドーナツなどのデザートから、ドリンク、釣り体験まで幅広くご提供し、多くのお客様にご来場いただきました。
なぜやるのか?
今回の出店は、豊後高田市で取り組んでいる観光事業(長崎鼻ビーチリゾート)×一次産業支援事業(玉津まちの駅 夢むすび)× 教育事業(高田高校教育魅力化)の合同企画。
各事業の長所を活かし、地域(豊後高田)の新たな魅力を創るのが目的です。
観光地ならではの立地や接客、一次産業からは物販や地産の食べ物、教育事業では地元の高校生が企画から販売に携わるなど、「バショ×モノ×ヒト」というそれぞれの知恵と得意分野を集結させ、訪れる方々へ「ここにしかない」魅力(=コト)を追求しました。
地元高校生は計14名が参加し、企画段階では、季節や立地の特徴はもちろんのこと、お客様のニーズも踏まえ、試行錯誤しながら取り組みました。
菜の花をより一層お楽しみいただけるよう考えられた、散策や休憩のお供にぴったりな商品は、新聞、テレビ、ラジオなど各種メディアに取り上げていただき、期間中は提供物と合わせた長崎鼻での春のご滞在を求めて来訪されるお客様も。
ご提供する食や体験を通して、菜の花とともに写真を撮ったり、菜の花に囲まれた家族の思い出になったりするなど、「お花見」にとどまらない「滞在中の魅力」として過ごしていただけたようで何よりでした。
線になって大きな価値を創る
これまで豊後高田市の長崎鼻では、「菜の花」が代名詞ということもあり、「観光地」として例年多くのお客様が訪れ、散策や記念撮影などを楽しんでいただいていました。
それが今回、一次産業事業と力を合わせたことで、お客様に豊かな景色だけでなく、「この地ならではの味」も楽しんでいただけるようになり、「お花見」にとどまらない、思い出も含めた「長崎鼻での滞在」として楽しんでもらえるような幅を広げられたと考えています。
また、教育事業と力を合わせたことで、地元高校生の挑戦の機会を創出し、さらにこのコンテンツそのものを応援して長崎鼻へご来訪くださるようなファンの皆様も多く得ることができました。
このように、1つの拠点で複数事業が線になることで、単一事業では成し遂げられないような大きな価値を新たに創り、その価値を単発ではなく持続的にしていける幅は大きくなります。
ご来訪の方には期待以上の滞在価値を提供でき、地元高校生には挑戦と学びの機会を創出でき、新たな魅力にまた多くの人が集まり、ゆくゆくは地域の経済を活性化させていけたらと思います。
「菜の花路面ランチ」が豊後高田の春を代表するコンテンツとして根付くよう、来年度も引き続き取り組んでまいります。