ワーケーションモニターツアー開催!(長崎鼻ビーチリゾート/大分県豊後高田市)
大分県豊後高田市にて、弊社が運営する長崎鼻ビーチリゾートでは、ワーケーションモニターツアーを11/29-30と12/7-8の計2回実施いたしました。
モニターツアーには合計で15名のお客さまにご利用いただくことができ、実際に体験していただきながら参加者の方からご意見をいただく貴重な機会となりました。
ワーケーションモニターツアー
そもそも、ワーケーションとは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた言葉のこと。
今回は参加者のみなさまに長崎鼻ビーチリゾートでのワーケーションをご体感いただくべくモニターツアーを企画させていただきました。
ツアーの内容としては、グランピングでゆったり過ごせるテレワーク環境と、ビーチの自然豊かな環境に加えて、バケーションを充実させる国東半島のトレッキングツアーを体験していただきました。
長崎鼻ビーチリゾートではアウトドア宿泊施設にワーク環境を整備し、地域の観光資源と組み合わせた体験を創り、ワーケーションコンテンツを充実させることで、3密回避しながら、長期滞在が楽しめるような環境を実現しようという取り組みです。
今回の記事では、そんなワーケーションモニターツアーの様子を一部ご紹介いたします。
ワーク体験について
ワーク環境として、グランピングの客室を増設。アウトドア空間でありながら、通年で過ごしやすくゆったりとデスクワークに専念できるような客室空間を実現するために寝具や空調設備にこだわりました。また、WiFi環境も整備し、グランピング室内と室外両方でテレワークができる環境なのも魅力です。
【お客様の声】
「ロケーションは最高でした。」
「WiFiは普通に繋がって使えました。電源等の設備もバッチリだと思います。クッションなども◯。」
「とても過ごしやすくて楽しかったです。」
バケーション体験について
ワーケーションで重要なのがバケーション(休暇)を過ごせる環境。ということで、今回のモニターツアーでは、アウトドアならではの体験としてBBQをや焚き火体験を提供しました。プライベート感のある海辺で過ごす時間はとても贅沢な体験です。
【お客様の声】
「仕事も満足にできたし、リフレッシュもできたので良かったです。」
「長崎鼻ビーチリゾートの施設なら、長く働いても大丈夫な気がしそうです(笑)」
また、「初日の夜の風呂がビーチにあるとよりよいと感じました。」といったバケーション環境をもっと楽しみたいというお声もいただきました。
トレッキング体験について
長崎鼻ビーチリゾートでゆったりと過ごした翌日はトレッキングツアーにご案内。
滞在地の当施設を拠点にしながら、周辺の観光が楽しめるような行程を企画しました。
長崎鼻ビーチリゾートが位置する国東半島にあるトレッキングコースは瀬戸内海国立公園に指定されているような、特色ある自然環境が豊かにあります。
特に、今回のトレッキングで登った「中山仙境」は、長崎鼻ビーチリゾートから車で20分弱程度の場所に位置しており、2時間程度で気軽に楽しめる短いコースです。モニターツアーでは、国東半島峯道ロングトレイルクラブの方にガイドしていただきながら、切り立った岩山から成る峰道や鎖場などがスリル満点のトレッキングを堪能していただきました。
【お客さまの声】
「景色がとっても良くて最高のトレッキングでした。」
「トレッキング楽しかったです!ちょっとハードでした。」
今回、ご参加いただいた多くの方々から長崎鼻ビーチリゾートを拠点としたワーケーションという新しい過ごし方についてポジティブな感想をいただくことができました。また、改善点としてたくさんのご意見も頂戴いたしましたので、これからもお客様にとって、より魅力的なコンテンツを創っていけるように参考にしていきます。
■なぜワーケーションに取り組むのか?
今回のワーケーションの取り組みをなぜ私たちが実施しているのか?
それは、豊後高田市における「滞在型観光の拠点化を実現」し、地域経済を活性化するためです。
長崎鼻ビーチリゾートでは、コンセプト「あなたにとっての3つ星リゾート」を掲げて、サービスや魅力開発を通じて、この地ならではの感動体験を提供することに取り組んできました。ありがたいことにこれまで多くのお客様にご利用いただき、毎年事業として伸長させることができています。また結果として、補助金に依存しない自主独立採算での運営体制を実現しています。
これまでの取り組みに加えて、今回のワーケーション環境の整備では、滞在型観光の拠点としてのインパクトをより大きくしていくために、長期滞在型コンテンツの実現と、地域資源を活かした魅力開発に挑戦しています。
長期滞在型コンテンツの実現という点では、ワーケーション環境の整備によって、休暇を取りながら仕事もできる柔軟な滞在スタイルが可能になりました。これまで一般的な観光施設と同様で、土日といった休日に利用が集中しておりましたが、仕事の予定に制約を受けることなくご滞在いただけるようになったと言えます。
また、周辺観光として中山仙境のトレッキングツアーのような施設外のコンテンツとの連携にも着手しました。このように長崎鼻ビーチリゾートを中心として地域の魅力を繋げていくことで、お客様にとっては付加価値の高いコンテンツとなり、地域にとっては周辺施設への回遊交流の促進になるというWin-Winの関係を創り出すことができるのです。
このように事業として持続可能なモデルを築き上げるという経済性の観点はもちろんのこと、事業があることによって継続的にまちが豊かになっていくといった社会性も両立しているのが、FoundingBaseの取り組みです。
■『地方共創』のスタンスで、あるべき姿を描いて実行する。
私たちは、『地方共創』のスタンスで、地域における1事業者、1プレイヤーとして、地域の皆さんと同じ土俵で戦っています。そして、地域の未来を創っていくような魅力的なコンテンツづくりに取り組んでいます。
自らがその地域の主体者として、「どんな取り組みがあるべきなのか」「どうやって実現していくのか」を構想して実行していく。そして、地域の皆様とあるべき未来を共有することで、志を同じくして協働することができるのです。
今回のワーケーションの取り組みも、そんな取り組みの一つ。
長崎鼻ビーチリゾートを運営しながら、目標とする滞在型観光の拠点へと近づくためにやるべきことを構想することから始まりました。そして、その構想を行政や周辺事業者の方々と共有して、実現にむけて協働していくことで、魅力的なコンテンツの創造ができたのです。
これからも長崎鼻ビーチリゾートでは、コンセプト「あなたにとっての3つ星リゾート」を目指し、愚直にコトに向き合ってまいります。引き続き長崎鼻ビーチリゾートの進化にぜひご期待ください!