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2021年度 教育事業 BestBase賞!受賞インタビュー(じゆうく。)


FoundingBase教育事業では、昨年12月の下期合宿にて組織・個人のUpdateを分かち合う場、半期の活動を労う場として表彰式を開催しました!
※下期教育合宿についてはこちら

BestBase賞(チームの賞)を受賞した高知県四万十町「じゆうく。」は、拠点運営5年目。公営塾として着実に成果を出しながらも、新たな授業プログラム開発や地域をフィールドにした挑戦プログラムを作成。また、高校への総合学習サポートや中学生部門の立ち上げにも挑戦し、そのナレッジを全社に共有することで教育事業全体に大きく貢献しました。

※  じゆうく。での今年度の取り組みはこちら


今回は、その成果に至るまでの苦悩や葛藤、今後の意気込みなどを、オンラインにてインタビューを行いました!

BestBase賞とは
・拠点としての全社に貢献した拠点
・半期の拠点目標の達成、またはそれ以上の何かを成し遂げた拠点

インタビューアー:マネージャー新免
         メンバー志田


■BestBase賞 受賞者

塾長:高橋

メンバー代表:小野崎

■じゆうく。が積み上げてきた成果

志田:
改めてBestBase賞おめでとうございます!
受賞したときの感想をお願いします。

高橋:
ありがとうございます!この2年間で広がってきたものはあったので、嬉しい気持ちはありました。しかし、本当に今いただいていいのかな?とも感じました。
これからの期待を込めての賞だと思っています笑

志田:
まだ思い描いている世界の途中ということなんですね!とはいえ、着実に残した成果があったからこその賞だと思います!
高橋さんは2年前から塾長をやられてますが、どのようなことを行ってきたんですか?

高橋:
昨年度は、教育事業が掲げるMISSION「地域が好きな人を育む」の実現に向けて、様々なことに挑戦しました。最初は手探り状態でしたが、今年度は授業運営の土台が安定し、成果が出てきたと思っています。
具体的には、スキルアップコースという新しいプログラムの開発や地域をフィールドにした挑戦プログラムの開発を行いました。また、高校への総合学習サポートや中学生部門の立ち上げにも挑戦しました。


■チームで連携していくことの大切さ

志田:
小野崎さんは高橋さんが塾長になったタイミングで入社されましたね!
今回の賞をもらったとき、どう感じましたか?

小野崎:
私は素直にとても嬉しかったです。6月に表彰があることが発表されて、ずっと取りたいと思ってました。前に進んでいることを表彰という形でみんなで喜びたかったんです。

志田:
小野崎さんは、とてもチーム思いだなとよく感じます!今回の表彰の成果に対してどんなことを意識してましたか?

小野崎:
それぞれが1人で抱えるコンテンツの量が多く、個人で仕事を進めることが中心でした。しかし、チームで教室を運営してるので、もっと連携する必要があると思いました。そこでお互いのタスク進捗を共有するなど、みんなで教室を作るという意識づくりに注力しました。
その結果、お互いの仕事に対して介入する姿勢が増え、業務の抜け漏れが減りました!

志田:
それぞれのタスクを互いに監視し合うことは、チームでコトを進めていく上で大事な観点ですよね!

小野崎:
でも、一方で雰囲気が悪くなることもあって…そうなると、意見を言いにくい状態になってしまうので、最近は改善を試みているところです!

志田:
今回は、全社でも汎用性のある新たな授業プログラムを開発。そして地域をフィールドにした挑戦プログラムを作成してきたことなどが評価されてます。その中でも、チームで連携したからこその成果は何でしたか?

小野崎:
授業のクオリティを担保することができ、生徒が毎回当たり前のようにじゆうく。に通ってくれる文化が確立されたことだと思います!
生徒たちが通ってくれているのは当たり前なことではないです。この感謝の気持ちと責任感は、じゆうく。を守るために、絶対に大切にしなければいけないことだと思います。

志田:
生徒が通ってくれていることは実は当たり前じゃないこと。その危機感があったからこそチームでその文化を確立できたんですね!


■マネージャー新免から引き継いだスタンス

志田:
ちなみに、その危機感を持つスタンスは、高橋さんがメンバーに伝えてたんですか?

高橋:
もちろん私からではあります。ただ、私は新免さんからの影響ですね。じゆうく。での様々な困難を、新免さんが守ってくださっていたのを近くで見ていたので。

志田:
じゆうく。が危機的状況だった時に、身体を張って守ってくれた姿に影響を受けたんですね!これはとても共感します。上司がちゃんと背中で見せる文化はFoundingBaseならではだと思ってます。

高橋:
私が塾長になって間もない頃に、新免さんがタスクシートだったり、見立てシートなど多くの土台を作ってくれました。本来はマネージャーがやる仕事ではないのに…その姿を見ていたので、じゆうく。を守る危機感はそこから生まれたのだと思います。


■塾長になってからの思い

志田:
そもそも、ここまで頑張り続けられたのは、2年前に塾長になってからどんな思いがあったのですか?

高橋:
スタッフとしてじゆうく。で働いてるときから、当時の状況を変えたい思いがずっとありました。

志田:
どのような状況だったんですか?

高橋:
何に向かってじゆうく。は存在しているのか?や、成果も定性的なことばかりで、実現した成果を語れる状況ではなかったんです。

志田:
そうだったんですね!じゆうく。が介在したことの価値を、どう成果で表現するのか?は重要な視点だと思います。その状況からどのように、立て直したんですか?

高橋:
私が塾長になるタイミングで、FoundingBase教育事業の方針「トビラを拓く」が決まったことが大きかったです。この方針に紐づく形で活動や指標を決めていきました。
メンバーも含めて全てが新しくなったので、1年目はとにかく全てが手探り状態でした。

「トビラを拓く」とは
3つの方針で構成されている教育事業思想のこと。
① 科目学習を中心とした「知のトビラ」
② 子ども達の興味関心を引き出す「好奇心のトビラ」
③ 具体的なアクションに落とし込む「挑戦のトビラ」

トビラ

志田:
そんな中、不安などはなかったんですか?

高橋:
期待感の方が大きかったです!新免さんを初め、この方針を信じて前に進みたい気持ちでいっぱいでした。

新免:
かなり大きく方針を変更した年でした。だからこそ、塾長の相当な覚悟がないと、安定しないことを伝えてました。今までの経験は全て受け付けませんでしたね笑

高橋:
毎日が本当に大きな決断の連続でしたが、新免さんにサポートしていただきながら乗り越えました。

志田:
じゆうく。や四万十町をもっとよくしていきたい思いが強かった分、かなりの覚悟だったんですね!

R2年度のじゆうく。の活動報告


■これからのじゆうく。

志田:
これからの展望を教えてください!

高橋:
まず私に関しては、メンバーのマネジメントが課題だと思っています。1年前と比べると現場に任せることは増えました。しかしまだ手放しきれていない業務もあるので、それを次の教室長の小野崎に引き継ぎ切ること。
そして、じゆうく。については、卒業生を含む中高大8カ年の卒業生コミュニティの創造に注力していきます。卒業しても、じゆうく。を通じて地元に関わる循環を作り、「地域が好きな人を育む」ことに繋げていきたいと思います!

小野崎:
大学の推薦受験や、中学部門の立ち上げなど、広く新たなことにもチャレンジしはじめました。目に見える成果は出しながらも、たくさん挑戦してじゆうく。から新しい価値を作っていきたいです!

新免:
弊社には「自由をUpdateする」というMissionがあります。このMissionの実現にむけて、期待を常に超え続けて欲しいなと思っています!

■ まとめ

特にこの2年間は、大きく塾として動き、確立した2年だったと思います。土台が不安定だったところから、チームとして連携し大きな成果を残しました。特に印象的だったのは、「1番の壁は何でしたか?」と聞いたときに、2人とも「今」と答えていたことです。
前例のない新たなコトを創っていくからこその回答だと感じました!
今まで築き上げた土台を引き継ぎながら、更なる活躍を期待しています!

じゆうく


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