大子町とは？

茨城県最北部の大子町。車を走らせればすぐ北に福島県、西に栃木県という山間部に位置しています。雄大な自然に囲まれた絶好のロケーションは、キャンプやハイキングにぴったり。日本三名瀑に数えられる袋田の滝や奥久慈温泉郷といった豊富な観光資源に加え、奥久慈りんごやしゃもなど豊かな食の数々も魅力のひとつです。
自然環境に恵まれた立地に加え、ボランティアなどを通じた生徒の探求学習を町民の方々がサポートするなど、物的・社会的にも教育資源に恵まれている町です。

FoundingBaseの取り組み

大子町では教育事業を展開しており、現在は「ことのば」という公営塾を大子清流高校内部で2023年10月からオープンしています。
高校生を対象に、学力向上による進路実現と地域での体験機会を増やすことを目的として、ICTを活用した自律学習の支援や定期テスト対策など、学校と連携して生徒一人一人の希望進路に向けたサポートを行います。自律学習を通じて、生徒自身が「できない」ことを「できる」へ変えるプロセスを積むことで、自らの力で進路を実現できるという自信を育みます。

さらに従来の塾の枠組みを越え、総合的探究の時間を活用し、まちの課題解決プログラムにも取り組んでいきます。地域を舞台にした生徒の挑戦により近くで長期的に伴走することで、生徒が自身の課題を乗り越えて成長する「変化」の機会を生み出します。

ことのばという名前には「言の葉（ことのは）」と「事の場」の2つの意味が込められています。子どもたちが大子の学びを栄養として枝葉を広げるように、将来の選択肢を広げ、意志ある進路選択を実現してほしい。そして子どもたちが「やってみたい」を形にし、自分の原体験となるような「コト」を起こす場にしてほしいという思いから、このように名付けられました。

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今後は体験学習にも力を入れ、ことのばを起点に学校と町の連携を強め、生徒の学びを町全体で支えていける枠組みを作っていきます。

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