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宮津市&大和学園共催「食×観光×まちづくりシンポジウム」に1次産業部門責任者の大脇が登壇しました。

■イベントの概要


7月22日(木)、FoundingBaseが運営する「クロスワークセンターMIYAZU」にて、“食のまちづくり推進事業キックオフシンポジウム「食×観光×まちづくり」”を開催致しました。

令和4年度より宮津市では、クロスワークセンター入居企業である学校法人大和学園と連携し【美食のまちづくり推進事業「食×観光×まちづくり」】プロジェクトを発足しています。

本プロジェクトは、宮津市の事業所と調理・製菓専門学校である大和学園が連携し、学生を巻き込みながら宮津が持つ⾷⽂化の価値や観光資源を若い世代ならではの視点で磨き上げることを目的として発足しました。

今回のシンポジウムは本プロジェクトのキックオフの位置付けでオンライン・オフラインのハイブリッド形式で実施。宮津市民の皆様、食に関する事業を営んでいる経営者を中心に合計約70名の出席がありました。

講演の様子

■主催者のご紹介

主催の大和学園は京都市内に4つの専門学校を設置する、調理、製菓・パティシエ、ホテル、ブライダル、旅行分野の人材育成のスペシャリストです。

近年では、和菓子専門コースも開設し海外からの留学生を受け入れるなどグルーバル展開を行う一方、地域の食材を活用したまちづくり・人づくり事業や、地方の伝統食文化の魅力発信を行うなど地域貢献事業も積極的に行っています。

シンポジウム内では、大和学園の学生と宮津の食材や地元の事業者がコラボした学生レストランを期間限定で9月オープンするといった発表があり、会場は大いに盛り上がりました。

学生レストランの取り組み紹介

■FoundingBaseの取り組み紹介

FoundingBaseからは一次産業部門責任者の大脇が登壇し、宮津市民の皆さまの前で基調講演を行いました。内容は、「食」を切り口とした地域を巻き込んだまちづくり。地域の素材にこだわり、高校生を巻き込みながら取り組んでいる「豊後高田おせちプロジェクト」の事例の発表後は、宮津でも学生を巻き込んだ商品開発にチャレンジしてみたい!というお声も頂きました。

「地方共創」に関するお話

■パネルディスカッション

基調講演の後は、地域でお寿司屋さんを営んでいる「なみじ」店主の岸本様、宮津市観光戦略課長の青木様と弊社大脇によるパネルディスカッションを実施。経歴の異なる登壇者の三者三様の視点で、「食」をフックに宮津を盛り上げるアイデアが飛び交いました。

パネルディスカッションの様子

質疑応答の時間では市民の方からの質問や感想も多数いただきました。

中には、
「宮津には、日本海の美味しい海産物や綺麗な水と土が育んだ野菜など、日本に誇る特産品がたくさんあるので市民が一体となってもっとアピールしていきたい。」

といったお声に対して、入居者と事業者、行政の枠を超えてアイデアを出し合う場面もあり、大盛況のシンポジウムとなりました。

そして、イベント会場であるクロスワークセンターのコンセプトは、「居場所と出番を創り出し、共創の出発点を提供する」です。

今回のイベントは、宮津に住む市民のみなさまの生の声を聞き、地元の事業者、入居者である大和学園様、そしてFoundingBaseが一丸となりアイデアを出し合い「共創」する瞬間を肌で感じる貴重な機会となりました。このような「出番」と「共創」が宮津の魅力を最大化し、新たな価値を生み出す第一歩になると強く感じる1日となりました。

クロスワークセンターとしても、市民・事業者・入居者がクロスし、新たな出番と価値を提供する場所であり続けられるよう今後も全力で活動して参ります!

今後のプロジェクトの進捗についても追って発信していきます。乞うご期待ください!

クロスワークセンターの外観