村井優太(山口県美祢市)最終報告 #フミダス!プレコン2022_AUTUMN
「何かに挑戦するという文化を周りに伝播させるために、まずは自分が”トライアスロン”に挑戦する!」という想いをプレゼンをし、見事、目標を上回る支援を受けることができた村井優太さん。
そして4月2日(日)に、自分で設定したトライアスロンのコースに挑戦。スイム375m、バイク10km、ラン5kmを見事完走しました!
当初目標としていた1時間30分というタイムを大幅に上回る、1時間14分30秒でゴール。完走するだけでなく、目標タイムもクリアすることができました。
また、トライアスロンの挑戦の様子は、InstagramアカウントでLIVE配信しました。minetoの塾生をはじめ、地域の方々、プレコンで応援してくださった方など約10名の方がリアルタイムでご視聴いただき、応援のメッセージを送ってくださいました!
当日の挑戦の様子は、後日こちらのアカウント(@yuta.m_triathlon)で配信いたしますので、ぜひフォローよろしくお願いします!
さて、最後の報告となるこのnoteでは、前回のフミダス!プレコン2022に参加した、来住涼雅さん(らいじゅう りょうが、高校1年生)がインタビューを実施。
今回の挑戦が、優太さんにとってどんな経験になったのか、これからどんなことをしていきたいのかを振り返ります!
経過報告①の記事はこちら↓
経過報告②の記事はこちら↓
経過報告③の記事はこちら↓
プレコン当日の記事はこちら↓
あっという間だった半年間の振り返り
涼雅
まずは、トライアスロンお疲れ様でした!
優太
ありがとうございます!
涼雅
4月2日にトライアスロンに挑戦して、なんとかゴールまで完走できたと聞きました。すごく楽しそうでもあったし、大変そうだとも思いましたが、お疲れ様でした。プレコンに参加してから、本番までの期間はどれくらいありましたか?
優太
半年くらい。思ったよりも早い半年だったと思います。
涼雅
俺も映像を撮ったり、インタビューなど手伝ったりしたけど、もう半年か、と思うほど早いね。そんな中で、一番大変だったことは何?
優太
トライアスロン本番の1週間前に行った、リハーサルの時のラン5kmが本当にきつかった。ラン5kmのほとんどが登り坂で、本当にしんどかったです。
涼雅
それが一番大変だったし、しんどかったんだね。逆に、楽しかったことは?
優太
いつもはminetoの中だったり、学校でしか深い関わりはなかったけど、福島見の国見町や大分見の豊後高田市、高知県の四万十町など、新しい人たちと関われたのは大きかったです。
涼雅
俺もそれを経験したけど、確かにいいですよね。ちなみに、なんでトライアスロンをやろうと思ったんでしたっけ?
優太
自分が挑戦することがあまりなかったので、フミダス!に参加して、挑戦してみようと思って。まず思いついたのがビーチバレーとトライアスロンでした。
その後、自分のチャレンジで、周りの人が挑戦する勇気を持てるかどうかを考えたときに、トライアスロンは大人でも過酷なスポーツだから、その方がよりみんなに印象を残せると思いました。あと、24時間テレビでトライアスロンに挑戦したきらりちゃんの影響もあって、自分もやりたいと思っていたのもあります。
涼雅
きらりちゃんは俺らよりも年下で、あの頑張ってる姿を見て優太にも火がついたんだろうね。
フミダス!に参加して、成長したこと
フミダス!に参加してみて、新しいことに挑戦してみて、よかったと思う?
優太
それはやってよかったと思う。フミダス!やってよかったことは、元々こう見えて人見知りで、知らない人と出会った時に話が進まなくて困るんだけど、美祢以外から参加したスタッフや生徒とも仲良くなれたこと。そうやって新しい人と話す中で、コミュニケーションがうまくなっていったと思う。
涼雅
そういったコミュニケーション能力は、トライアスロンに挑戦する中でも生きた?
優太
そうだね。発表するときの文章ってだいたい決まっていて、ちょっと間違えてもアドリブでなんとかできるけど、普通の会話だと質問が急に飛んでくる。その時に、多分前までだったらなんて答えればいいんだろってなってたけど、普通に答えられるようになった。授業で発表する回数が増えたし、緊張しなくなった。
涼雅
自信がついたって感じかな?
優太
うん。
涼雅
みねすとろんとか、ジオパークマラソンに参加した時に、たくさんの大人の前で発表してたけど、その時は全く緊張しなかった?
優太
全く緊張しなかった。
挑戦する文化をどのくらい作ることができたか
涼雅
トライアスロンを通して、実現したかったことは、どれくらい実現できましたか?
優太
50%かな。目標時間以内でゴールするっていう目標は達成できた。でも、挑戦する人を増やせたかどうかは、まだわからない。
ゴールした後に、minetoの塾生とかでトライアスロンに挑戦する、mineto杯をやるかって話になったけど、それが実現できたら100%になると思う。他にも周りの人が挑戦するってなったら120%になる。
俺はそれがゴールだと思っているからまだ50%。でもゴールした後、達成感はあったかな。
涼雅
残りの50%を達成するために、これからも頑張りたいと思いますか?
優太
頑張りたい。
涼雅
具体的にはどんなことを考えていますか?
優太
他にも挑戦する人の情報を発信したり、応援したりしていきたいと思う。自分が次にチャレンジしたいことはまだ決まっていないけど、機会があればやろうと思っています!
周りの人にも挑戦することの大切さを知ってほしいと、トライアスロンに挑戦した優太さん。達成感を感じつつも、「挑戦する人を増やせたかどうかはまだわからない。そこまでできて初めてゴールだと思う。」と、今後への意欲を示してくれました。
今回の挑戦を通して、地域の大人の方々にたくさんのサポートをいただきました。Tシャツの作成、動画の撮影などの直接的なサポートもさることながら、SNSの発信を見て「トライアスロンやるって聞いたよ!応援してます!」という声をいただいたり、学校の先生が当日現地にて応援していただいたりしました。
また、もっと発信した方がいい!と、YouTube動画に出演させていただいたり、”秋吉台ジオパークマラソン”や”みねすとろん”といった美祢市内外の大人が集まる大きなイベントで、ステージ発表の時間を作っていただいたりしました。
たった一人の挑戦が、地域の大人の共感を呼び、その輪がどんどん広がっていきました。また、ただ応援していただくだけでなく、地域の大人の方がこれまで以上に、より近くで子供の挑戦をサポートしていただけるようになりました。
この変化は、子供のエネルギーが地域の大人の方のエネルギーに変わり、まちのエネルギーへと変わっている証だと思います。
今後とも、応援していただけたら幸いです。