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河口 彩香(Kawaguchi Ayaka)

制作部 / LX Designer
北海道札幌市出身。1993年生まれ。
藤女子大学卒業後、株式会社ビズリーチにデザイナーとして新卒入社し、コミュニケーションデザインを軸に自社サービスとコーポレートに関するデザイン、デザイン運用業務を担当。その後フリーランスのデザイナーを経て、2020年2月に株式会社Foundingbaseに入社。
LXデザイナーとして、Local(地域)/Life(暮らし)/Like(ファンづくり)に関わる体験のデザイン、シティプロモーションやブランディングデザインを行う。


はじめに

「心を揺さぶる瞬間をつくり、プラスのエネルギーが溢れる世界にしたい。」
「たくさんの人、モノ・コト・空間の選択肢と可能性を広げたい」
学生時代に描いていたこの思いを形にするべく私が選んだのは、デザイナーになることでした。
現在は札幌と、新千歳空港から20分のところに位置する安平町の二拠点生活。
FoundingBaseのLXデザイナーとして、Local(地域)/Life(暮らし)/Like(ファンづくり)に関わる体験のデザイン、シティプロモーションやブランディングデザインをしています。
学生時代、地域やまちづくりには関心のなかった自分が東京と札幌での仕事を経て、なぜこの人口7800人の安平町を選んだのか、なぜFoundingBaseだったのかを綴りたいと思います。

「ポスターを作るならあの子」

私は美大卒ではありません。
デザイン未経験ではあったものの、デザイナーとしてIT企業に新卒入社し、今に至ります。
そんな私のルーツは、クラスに一人はいる「ポスターを作るならあの子」でした。
小学生の頃の夢は少女漫画家になること。もっと小さい時にはごっこ遊びが大好きでしたが、気づけば私の隣には常にものづくりがありました。学校では作った美術の作品はほとんど全てを展示用に保管をしてもらえたり、1年に1度発行される生徒会誌の表紙に自分の水墨画の作品を採用してもらえたり。ある時には、友人と競い合うように作っていた社会のノートが素晴らしいと、担任の先生が全ページをコピーしてみんなの参考書のように使ってもらうこともありました。
自分だけの好きから、他者からの評価に移り変わっていくことをきっかけに自身のものづくりへの自信と、ものづくりに対するこだわりが芽生えていきました。

生徒会での学校づくりと、まちづくり。

中学生までは自分でも思うくらいに完璧になんでもこなす、絵に描いたような優等生でした。通知表の成績はオール5、生徒会執行部で充実した慌ただしい毎日を送り、友達にも恵まれ恋愛もうまくいっていて、先生方からの信頼もあつい生徒だったように思います。
その中でも私の学生時代を彩っていたのは生徒会の活動です。小学校では児童会長、中学・高校でもそれぞれ2年間生徒会執行部役員を務めていました。仕事も多かった記憶はありますが、基本的にはそこで活動するメンバーと過ごす時間が心地よく、仕事がない日にも生徒会室に毎日集まるほどにあの空間が大好きでした。
生徒会の何に夢中になっていたのか。仲間との時間はもちろんですが、一番は大きなものづくりの場であることだと感じています。学校祭や文化祭、式典をつくりあげたり、委員会の予算を組んだり、学校のルールを作ったり。
学校を良くすること、みんなが学校生活を楽しく送りやすいような環境にすること、それを考え形にしていく難しさと面白さに喜びを感じていました。

人生初のクリエイター経験

私が人生で初めて作ったロゴは、中学生の時に作った生徒会便りのロゴでした。
自分たちが描きたい学校の姿は何か。自分たちが向かうべきところはなんなのか。この学校にとって今年をどんな1年にしたいのか。議論を重ねできたこのロゴを見るたび背筋が伸びていたことを覚えています。
他には学校の玄関ガラスの装飾のデザイン画を描いたことも。一晩無我夢中になって描いたデザインは、昨年まで玄関に長く残っており、学校を卒業してもクリエイティブを通じて光を入れられているのかもしれないと喜びを感じました。
生徒会のお仕事は何でも屋さん。文化発表会や学校祭での総合演出や、出演者がナレーションをする詩のコピーライティング、スポットライトなどの技術も担い、ナレーションや司会、役者をすることまでありました。今現在の私の課題はよくばりな性格ではあるものの、この生徒会でのマルチな経験が着実に結びついていると感じています。

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自己表現のかたち

優等生の姿は、自己表現の一つだったと感じています。自分が心地よく楽しく生きることができる最適な姿で、自分の理想を体現できていたとも感じています。
ただ、心の中でひっそりと自分には憧れているものがありました。それは、かわいいギャルの友達です。メイクもして制服も可愛い着こなしで、発言も素直な心の声。
自分の優等生レールは轢かれたレールではなく自分で進んだ道であるにも関わらず、私には他者と違う姿で表現をする彼女たちの姿が自由に見えて、近づいてみたくて、非常に羨ましく尊い世界でした。メイクは大好きでしたが、学校ではもちろんすっぴん。当時の私は家に帰るとギャル雑誌Popteenを熟読し、メイクの練習。もう一つの理想の姿を求めて、妄想で胸を膨らませていました。

クリエイティブな環境への憧れ

妄想から一歩踏み出したのは高校生の時。
入学した高校は札幌の隣の市にある進学校で、勉強熱心な学校でした。
毎日バスを待つ時から参考書を開き、バスではその日の朝テストの勉強、放課後は学校での全員参加の講習が夜まで。周りの優秀な同級生にどんどん追い抜かれガラガラと優等生の仮面が崩れ去っていくと同時に強く芽生えた夢が、この学校の向かう方向とは真逆な、ファッションデザイナーになることでした。
きっかけは、漫画『パラダイス キス』『ご近所物語』の影響。そこに描かれるクリエイティブな環境への憧れ、「やりたいこと」に対してひたむきに熱意を持って突き進む姿、キラキラとした学校生活。漫画の影響などと浅はかであるようには思いつつも勇気をもらえる強い言葉の数々と世界観に魅了され、どれも眩しくて現実にしたいもので、私にとってのバイブルでした。
ただ進路を決める頃、東京の服飾系大学や専門学校を調べ実際に東京へ足を運んでみたものの、奨学金を借り、課題に追われる中でバイトもして生活費を稼ぐというのは本末転倒が目に見えて、あまりにも現実的ではありませんでした。
「むしろ選択肢を広く持てるように、札幌にある一般の4年制にいって、それでもやりたかったらクリエイティブの道に進んだら?」
母の言葉に後押しされ、私は札幌にある4年制の女子大に入学を決意しました。当時の私は、専門分野のある学校に行かないとクリエイティブな仕事にはつけないと思っていたこともあり、半ば絶望をいだきつつ、趣味のようにゆるくやっていこうと考えた瞬間でもありました。

扉を開けたら、そこはステージ

選択肢を広くもつための第一歩として視野を広げるべく、私はクリエイティブ軸以外にも興味のそそられるものに片っ端から挑戦していきました。
そんな中で最も大きな経験が、歌いながら冷たい石の上でアイスを混ぜるコールド・ストーン・クリーマリーというアイスクリーム屋さんでの4年間のアルバイトです。
お客さんとして初めて訪れたとき、「Make People Happy」を掲げるその体験に少しばかり泣きそうになるほどに感動し、勇気をもらい、働くことを決めました。
「究極のハッピー体験でたくさんの人を笑顔に、元気にしたい。あったかい空間を作りたい。」最高の仲間と同じ志を持って毎日本気で向き合っていたあの4年間が私を形成する大きな力となっています。
「扉を開けたら、そこはステージだよ」
ステージと呼ばれるあの場所に立つ自分は普段とはまるで別人。高校生の時に夢見た『パラキス』にでてくる極彩色のハッピーな世界を表現しているかのような、テンションの高いぶりっこクリマールが私のキャラクターでした。

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朝までお店のことを話したり、なんどもぶつかり合って涙を流したり、お店を閉めた後に、今から海に行こう、夜景を見に行こう、花火をしようとドライブに行ったり、誕生日や卒業式を盛大に祝ったり。

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プライベートと仕事の境がほとんどなく、このころから、せっかく働くなら自分がやりたくて仕方のないことを仕事にしたい。そんなことを考えるようになっていきました。

ストーリーを伝え魅了できる、ブランディングデザイナーになろう

コールドストーンでのアルバイトでもどかしかったのは、いいものを使って、思いを持ってお店をつくっているのに、いまいちしっかり伝わらない、届かない。私たちはお客様とのコミュニケーションを通じて何を求めてきてくれているかを感じ取り、その方に合ったハッピー体験を届けたいと思っていました。全員にテンション高く歌うわけではない。むしろ歌わないこともありました。
「もっとこの良さを知ってもらえたら。」
自分のできることをと考えたときに出てきたのが、店前に置くイーゼルや配布するフライヤー作り、空間や体験のあり方の見直しでした。

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「目には見えないストーリーや思いをのせること。」
ものづくりをする上で今も大切にしていることですが、共感を生んだり、相手の心に触れると思い入れが湧き、長く心に残るものになると信じています。

ある日の道の駅にてひとつ、忘れられない実演販売があります。
それは農家さんがいらして実際に説明をしてくれるものでしたが、数あるトマト売り場の中でそのトマトに農家さんのストーリーが上乗せされた瞬間、見違えて輝いて見えたことがありました。
北海道はいいものがたくさんあるけれど、そのまま売って良さがしっかり伝わらずに選ばれないものもたくさんある。そして、そもそも北海道は歴史が浅くデザイナーが入っていく文化が都心よりも気薄であることも知りました。
「ものづくりに携われる仕事」
「せっかくやるならただ作るだけではなく、課題解決や価値創造につながるもの」
「心を揺さぶる瞬間をつくり、多くの人、モノ・コト・空間の選択肢と可能性を広げたい」
それらが合わさったことにより、いずれは大好きな北海道のブランディングデザイナーになりたいと方向性を定め、就活を始めました。

私の就活の軸は、
- 同じ志をもってコトに向き合い、キャリアをポジティブに捉えている
  人が多い環境
- デザイナーとしてキャリアをスタートできる土台を身につけられる環境
- 誰かの人生やコトの選択肢や可能性を広げる事業に携われること

いずれ北海道に戻ることを踏まえ修行の意も込めて東京の伸びているITベンチャーをメインにデザイナー職のみで就活を進め、結果、HRテックカンパニーであるビズリーチに新卒入社することを決めました。

本質的な豊かさとは

上京し過ごした日々は2年ちょっと。短い期間ではありましたが非常に刺激の多い面白いものでした。志の高い優秀な仲間との魅力的な仕事がたくさん。街には古くからの商店街も賑わいを見せている一方で、常に新しいものにも触れられる。デザイナーとして刺激を受けるには最高の環境でした。

ただ、渋谷のど真ん中のビルに向かって足を運ぶ毎日の中で、感じたことのない自分の中の違和感が膨れ上がっていくことを感じていました。駅で肩がぶつかっても謝らないこと、空気や街の匂いに敏感になり呼吸が浅く息が苦しいこと。本来感じるべき感情を握りつぶさねば負けてしまう。誰と戦っているわけでもないのに、そんなことを考えていました。

自分の理想の生き方は何だろうか。豊かさとはなんだろか。
私の中でたどり着いた答えは、丁寧な暮らしと、自分らしくありのままで過ごせること。思い切り息が吸えること。そして、選択肢と可能性を感じながら自分の意思で道を切り開き、ポジティブに楽しんでいけることでした。
暮らしを豊かに彩る仕事がしたい。
いつか戻るならもう北海道に戻ろうか。そんなことを次第に考え始めました。

逃げも隠れもできないくらい近い距離で、誰かと関わってみたい。地域に入ることを決めた2つの理由。

2019年5月、ビズリーチを退職。それを機に、札幌へ拠点を戻しました。
札幌の制作会社を調べると誰もが知る企業や商品のブランディングデザインをしている会社さんはたくさん。どこも魅力的に感じましたが、本当に自分がしたいのはそれなのか。それで本当に良さは伝わるのか、暮らしは豊かにできるのか。
なんども繰り返し問いを投げかけ、最後にたどり着いたのは「暮らしを豊かにするためには、自治体と一丸となってその環境や暮らし自体をよくすること」でした。
本質的に取り組むためにはその空気や温度を感じながら自治体と一緒にやる必要があるという持論のもと、道内様々な地域を視察に。
東川、下川、旭川、小樽、富良野、他にももっと小さな町にも足を運びました。

そして地域に惹かれたわけのもう一つ。
私には、自分が自分を真正面から受け入れて生きることができていないことに対するある焦りがありました。その解決への糸口を感じたのが、地域などの狭いコミュニティです。
コールドストーンでの時間がなぜ幸せだったか、それは、本来の自分を表現できるステージだったからだと感じています。ありのままの飾らない自分で生きていくためには環境を変えよう。私は、逃げも隠れもできないくらい近い距離でもう一度誰かと関わり、飾らない姿に戻りたい。そんなことを思った時、地域に飛び込んでみることは必然のように感じました。

FoundingBaseからメッセージをもらったのはその頃。
安平の視察で出会った代表の林と安平のメンバー、そしてその日にあった新年会で出会った町の皆さんとの対話を重ね、滞在中にFoundingBaseへの入社、そしてこの町への移住を決意しました。
FoundingBaseは、まさに地域に真正面から飛び込み、コトを創る会社。飾らない自分でいつつも、チャレンジが両立できる組織であると感じました。

心が穏やかで心地いい暮らし。この安平町の魅力を120%引き出す。

安平町は札幌から45分、新千歳空港から20分の距離に位置しています。アサヒメロンや近年ではディープインパクトが有名な日本一の馬産地でもあり、菜の花畑の広がる美しい丘の風景、素敵なキャンプ場もたくさん。他にも文字にはできない魅力が溢れる素敵なまちです。

私の暮らしは、安平に来て大きく変わりました。
朝は4時ごろ目覚ましをかけずとも目が覚め、ゴミ捨てのついでに少し散歩をしています。空気の良さと騒音のない穏やかさ、目に入る広い空が心地よく、この時間がたまらなく大好きです。町の方にいただいた野菜を使った朝ごはんを食べて、7時ごろに自宅で仕事を開始。
10:30になると近くのお寺でやっているヨガに行く日もあります。
職場でもあるコミュニティスペースENTRANCE(エントランス)でMTGをしたり、メンバーや町の方と何気ない会話を繰り返したり。冬に備えて薪を拾いにいく日もあれば、天気の良い日にはみんなで軽いドライブに出ることも。慌ただしくしているとあっという間に日没を迎えているのが日常です。
家までは歩いて5分。夕飯をつくり、夜は自分の趣味に時間を当てたり、仕事をしたり、時にはキャンプをしたり。みんなでわいわい夜ご飯を食べるときもあり、常にあたたかい気持ちで、飾らない自分のままで暮らせていると感じています。

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FoundingBaseのMISSIONは、「自由」をUpdeteすること。今は出社時間も含めて、自分の意志に委ねられています。安平に来る前、9:00出社が義務付けられていた頃の出勤は苦痛だったのに、自分の意思で決めているか否かというだけでこんなにも変わるのかと自分自身への驚きもたくさんあります。体調も目に見えてよくなりました。もちろん、「自由」である以上、成果に対するコミットと責任は強く求められる環境です。

安平町に来て今私が手がけていることは、大きく分けて3つあります。
- 地域おこし協力隊やFoundingBaseのメンバーが手がける事業のデザイン
- 観光ブランディングを含めた回遊交流促進事業の全体設計、デザイン
- 移住定住プロジェクトのデザイン

正直、来る前には想定していなかった非常に大きな規模の案件に携わらせていただいています。
回遊交流促進事業については、道の駅にアウトドアインフォメーションを作り、町内回遊や町内のキャンプ場のPRをしてほしいと依頼をいただいたもの。体験も含めた全体設計とデザインを担当しましたが、共につくった役場の方から来年度の提案をしてほしいという非常に嬉しいお言葉をいただくこともでき、現在は来年度の提案に向けて注力しています。

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未来の安平町の姿を描きどこを目指すのか。誰にどのように訴求すべきか。それを考えるにあたり、外からの新鮮な視点をいつまでも忘れないようにしていたいと感じています。
自身のアップデートが町を強くすることに直結すると実感しているのが近頃で、デザイナーとしても事業をつくっていく一員としても強くなれるように磨いていかねばと、青い炎を灯しています。
手がけていることのほとんどが、安平町役場の職員さん方や観光協会の皆さんなど町の方と共創しているものです。まだ安平に来て5か月ですが、来る前に描いていた、本質的にやるなら実際に地域に入って自治体と共にやるべきなのではという持論にすでに確信を抱いています。

地域・暮らし・ファンづくりに関する感動体験を生み出す、LXデザイナーとしての役割

現在、FoundingBaseにはデザイナーが2人います。
ある日、クリエイティブチームで問いを立てました。
「FoundingBaseのデザイナーとはなんだろうか。どうあるべきだろうか。」

私たちはその問いとして、自分たちの役割にLX Designerと名付けました。
Local(地域)/Life(暮らし)/Like(好きの気持ちが生まれる瞬間)に関わる体験づくりをすること。感動をデザインすることが巡り巡って暮らし、そして地域をよくすることにつながると信じています。

FoundingBaseは制作会社ではありません。課題解決や価値創造に向けてあらゆる選択肢の中から最も良いものを選択し、推進力をもって形にしていくことに重きを置いています。
LXデザイナーとして自分で事業を進めることもありますが、FoundingBaseには思いを持って事業を創るメンバーがたくさんいます。そのメンバーや役場の皆さんの素晴らしい取り組みや思いを、デザインの力を使って魅力を正しく120%に引き出し、たくさんの人に届け、永く愛されるものにすることが、LX Designerの役割だと認識しています。
ただの見た目だけではなく、そもそも何故やるのか、目的は何か。これらを念頭に置き、適切なアウトプットを模索する難しさや楽しさ、価値を生み出し始める瞬間の喜びを噛み締めながら、どんどん大きくなる舞台に、青い炎を灯し向き合っています。
この地域にはデザイナーは私一人だけ。この町の未来をつくるという意気込みを持って、今後も突き進んでいきます。

今日も豊かに、丁寧に。

私がやりたいことは、心を揺さぶる瞬間をつくり、プラスのエネルギーが溢れる世界にすること。ストーリーや想い、こだわりの詰まったモノ・コト・ヒト・空間の魅力をデザインの力で引き出し、長く愛されるものにすること。継承すべき過去と現在を紡ぎ、未来につなげること。そしてそれにより、新たな価値を生み出し、暮らしの豊かさに繋げること。
そのために私は、人の気持ちが生まれるあらゆる接点の体験をデザインし、ファンづくりをしていきたいと思っています。

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思い返すと私は昔から誰かと何かを作り上げ豊かさを編んでいくことに大きな喜びを感じていました。生徒会での学校づくりや、コールドストーンでのハッピー体験づくり、他にも数多くの経験は、今FoundingBaseで携わっているまちづくりの縮小版。
学生時代は地域やまちづくりには関心を示していなかった自分がなぜ今ここにいるのか、自分の中の原体験が見えたような気がしています。

最後に

安平町のきれいな空気を胸いっぱいに、おいしいお水と季節のもので料理をすること、仲間と語り合う日々に大きな幸せを感じます。
今日も豊かに、丁寧に。自分の等身大を見つめ、ありのままを受け入れ、暮らしを紡いでいきたいです。

最高の仲間に出会い、暮らし・そして社会を共につくりませんか?
FoundingBaseで、安平町で、あなたをお待ちしています。

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