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田上 沙慧美(Tanoue Saemi)

国見team / KeyMan
1989年生まれ。熊本県宇城市出身。大学では国際政治や文化など、国際系の学びに卒業時、高齢者・福祉問題に関心を持ち、福祉・医療業界に就職。その後、子供の頃から興味を持っていた青年海外協力隊としてケニア共和国に赴任。特産品の改善や販促を通して住民の収入向上支援に携わる。帰国後は、注文住宅等を扱う建築会社にて、採用や人事評価制度設計・運用を担当。2019年5月より福島県国見町にて、学びと関係人口創出を掛け合わせた、国見ホイスコーレの運営に奮闘中。

コミュニティに育てられた幼少期

思い返すと、子どもの頃、私の一日はいつも、共働きだった父か母の車に乗せられ、祖父母の家に向かうところから始まりました。

祖父母の住む小さな集落には、当時から若者や子供はもう残っていなかったため、村にやってくる小さな私を、誰もが甘やかしてくれました。コミュニティなんて言葉も知らない子どもの頃から「自分は村に育てられた」という明確な感覚を持ちながら生きてきました。そんな恵まれた環境でスクスクと甘やかされた私は、おじいちゃんこ、おばあちゃんこに育ちながらも、小学校に上がった頃から海外に目が向くようになっていました。

世界に目を向けた学生時代

海外に目を向けるきっかけになったのは、「世界がもし100人の村だったら」の本やドキュメンタリーを見たことや、小学校の修学旅行で長崎に行き、戦争の歴史に触れたことだったと思います。子どもながらに戦争の恐ろしさや世界の不条理に向き合ったことで、いつか海外でボランティアをしたい、平和な世界を作りたいと思うようになりました。

その思いは、大学の進路選択の時にも現れ、紛争についての研究や、平和学を学べる大学を選びましたが、就職活動時に最終的に私が選んだのは、福祉・医療の業界でした。その決断の背景には、やはり幼少期の暮らしや人との繋がりがあったように思います。

社会人時代

福祉業界に入ったとは言え、立ち上げ間もない英会話スクールや通信教育の部署に配属になり、全く介護事業に関わることはありませんでした。一緒に働く上司や仲間には恵まれ、とても楽しく学びの多い3年を過ごしていたのですが、その後、ひょんなタイミングが重なり、子どもの頃から漠然と「いつか…」と思っていた青年海外協力隊に飛び込むことにしました。

ケニア時代

赴任先はケニア共和国。前職で携わった販促の経験を活かして、地元の特産品をどんどん広げようと意気込んでいたのですが、伝統ある大企業で上司に守られながら緩やかに働いてきた私は、全く違う文化・環境の下で自律して走れるほどには自立出来ていませんでした。全く生産性のないケニアで過ごす時間は苦痛と焦燥感に溢れ、これ以上時間を無駄にしてはいけないという思いで、任期を待たずしてケニアからの帰国を決意しました。

その後は注文住宅等を扱う建築会社にて、採用や人事評価制度設計・運用の仕事に携わりました。

FoundingBaseとの出会い

建築会社を経て、その後の転職活動中に出会ったのがFoundingBaseでした。FoundingBaseの面談では、これまで隠して蓋をしていたケニアでの失敗体験に対して、「ケニアでは自律して自走できなかったかもしれないけど、前の職場では自分で仕事作ってきたじゃん!それってもうトラウマ超えてるじゃん。」と、気づきをもらい、すごくハッとしたことが今でも印象に残っています。

そして、こんなに失敗体験を繰り返したり、選択に一貫性の見えなキャリアを歩いていても、どんな時も自分の人生を自分で意思決定してきたということ、だから私はそれでも自分の人生が好きなんだ、ということに気づけたのも、面談を通して自分と向き合うことができたからだと思います。

こうした対話を経て、自分の意思で人生を作っていく、というFoundingBaseの理念と、地方での事業作りに惹かれ、次第に”ここしかない。”と思うようになりました。

これからの私と『国見ホイスコーレ』

そして今から1年半前、FoundingBaseにジョイン。
私は「自分で意思決定し、自分の人生を生きる人を増やしたい」という思いだけで福島県国見町の『国見ホイスコーレ』事業に携わることを決めました。

メインで取り組んでいるのは、国見町を訪れて様々な体験を通して気づきを持ち帰ってもらう、3日間の『国見ホイスコーレ』プログラム。
ジョインするまでは、どちらかというと、ガッツリ自分と向き合う内省プログラムのようなイメージを持っていました。しかしこの1年間自らいくつかのプログラムを企画する中で、『国見ホイスコーレ』は、違う場所で生きる人との出会い、想いと想いの触れ合いを届ける場所…そして、答えをつくる場所ではなく「何かを考えるためのTipsと出会う場所」であると考えるようになりました。

今年は、新型コロナウイルス拡大の影響を受け、初めてのオンラインホイスコーレを開催。zoomを繋ぎっぱなしの2日間のプログラムという、斬新で大きな挑戦でしたが、どんな時世、状態にもしなやかに適応しながら、私たちの価値を届け、新たな可能性を開き続ける一歩になったのでは、と思っています。

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今後も、オンラインホイスコーレに留まらず、『国見ホイスコーレ』と一緒に歩んでくださる住民の方々のこだわりの産品をストーリーと共に届けたり、『国見ホイスコーレ』をきっかけに繋がった方々ともどんどん共創したり、新しい挑戦を続けていきたいと思っています。

これからを考えると、楽しみしかありません!

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(国見メンバー&地域の人と共に)

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「自由」をUpdateする というMISSIONのもと、地方を軸に事業展開している地方共創ベンチャー企業です。

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