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冨永 咲(Tominaga Saki)

Local coordinator / 東京team
1990年9月生まれ。鹿児島県出身。
教師を目指していたが、横浜国立大在学中の海外ボランティアがきっかけで多様な現場と関わり合える仕事に従事したいと思い、地方新聞社に就職。広告営業部にて特集企画やイベントの企画運営などに従事。新聞社在籍時に様々なお酒とも出会い、地元鹿児島産の焼酎に惚れ込んで2代目ミス薩摩焼酎に選抜される。ミス薩摩焼酎としての活動と並行して、外国人留学生や第二新卒層の人材紹介を手掛けるベンチャー企業に就職。
2018年にFoundingBaseに入社。
Local Coordinatorとして、Communityスペース『かくれ架BASE』の立ち上げ、採用や広報等を担当。

鹿児島を出て、自分の世界を広げる

鹿児島で生まれた私は、周りが茶畑と牛小屋と山と海しかないような自然豊かな田舎でのびのびと育ちました。
好奇心旺盛で、クワガタやカブトムシ、蝶々など夏は毎日のように虫捕りしたり木登りしたりや秘密基地をつくったり、とにかく外で遊ぶのが大好き。
学校では図工、算数、音楽と、絵を描くことと縄跳びが好きで昼休みには縄跳び教室を勝手に開催していたほど(笑)。学んだことや発見を人に伝えることが好きで、この頃の夢は学校の先生になることでした。中学では唯一英語が苦手だったのですが、夏休みのアメリカホームステイがきっかけで”自分が知らない世界”の魅力を痛感しました。そして、「英語よりもまずは日本のことを知ろう」と大学から鹿児島を出ることを決めて進学校に入学。
3年生の夏まで吹奏楽部の練習に明け暮れながら必死に勉強して、念願だった横浜国立大学の教育学部に合格し、大学から上京しました。この時、D判定から諦めずにやり抜いた経験は、今の自分の糧になっていると感じています。

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レールが敷かれた教育への違和感

大学ではとにかく興味を持ったことに行動してみよう精神で、地域の人たちと大学生で鎌倉の子どもたちの居場所づくりの活動、小学校でのボランティア、アルバイトを掛け持ちしてお金を貯めてはカンボジアやインド、エジプトの孤児院やNGOの活動に参加するなど、精力的に活動していました。そして、大学でお世話になった恩師である教育人間学の教授との関わりがきっかけで、「世界には色んな生き方や働き方、幸せのかたちがある。教科の勉強ではなく、広い世界を伝える立場から日本の教育に関わりたい」と思い、新卒で新聞社への入社を決意。
最初に配属された企画営業部では、大学や行政、塾などと連携した紙面企画、地域に関わる紙面企画を経験させてもらいました。教育や地域に関わる仕事に、泥臭くもやりがいを感じていました。
営業成績も好調で、海外出張も経験させてもらうなど、とにかくがむしゃらに働いていました。
(この頃から事務系の管理業務がとても苦手で、上司や周りの方々にサポートしてもらったおかげで営業に打ち込めたのだと今でも感謝しています。)

転機となった焼酎との出会い 

新聞社では取引先や取材先などの目上の方々と飲み会が多くて、その時に鹿児島出身というと大抵「焼酎飲めるの?お酒強い?」と聞かれることが多くて、焼酎を一緒に飲み交わす中で関係が深まり仕事にも繋がっていきました。
焼酎は、子供の頃から常に身近にありました。祖父が焼酎のお湯割りを美味しそうに飲む姿が日常だったからです。そのときは匂いを嗅いで「よくこんな芋の香りがする強そうなお酒飲めるな〜」と思っていました。でも、社会人になって焼酎の奥深さを知り、焼酎に対するイメージが変わりました。
いろいろと調べていく内に、地元鹿児島には114の蔵元と2000もの銘柄があることも知ると同時に、「どうしてこんなにも焼酎は知られていないのだろう?」という疑問が芽生え、「焼酎を通してもっと鹿児島の魅力を伝えたい」と思うようになりました。
そんなとき、鹿児島の焼酎をPRする「2代目ミス薩摩焼酎」の募集を知り、チャレンジを決意します。

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勢いで応募したものの、どう考えても容姿や身長ではモデル並みの他の応募者にかなわないと思い、焼酎や鹿児島への思い一点突破でとにかく自分の言葉や経験で伝わるよう、最終の公開審査まで準備して臨みました。その甲斐あってか、有り難いことに私の熱意を買っていただき、運良く「2代目ミス薩摩焼酎」に選んでいただいけました!
が、周りからは反対の嵐...!!
いつも私が決めたことは応援してくれて、応募のときは見守っていたはずの父からも、いざ現実になると「新聞社を辞めてまでやることなのか」
「この先どうするんだ」
と一度は大反対。
対話を重ね、最終最後は私の意志を尊重してもらい、4年弱勤めた新聞社を退職しました。
鹿児島をはじめ日本各地で薩摩焼酎のPR活動をしながら、二足の草鞋で主に地方の若手や外国人留学生の転職支援を手掛けるベンチャー企業での仕事をスタートさせます。

二足の草鞋。ベンチャー企業時代「挫折と葛藤」

このときは挫折の連続。
ミス薩摩焼酎の仕事と会社の仕事の調整で周りの方々にもたくさん迷惑をかけてしまいました。
これまでどれだけ新聞社の看板に助けられていたかということを痛感し、土台も何もない中で新しい価値をつくっていく難しさを経験しました。
未経験からチャレンジさせてもらった人材紹介事業での転職支援の仕事では、地方を中心とした200人以上の20代のキャリアに向き合いました。そこでは多くの人が現状の仕事に不満を抱えていて、これからの生き方や働き方に不安や迷いを持っていることを実感。しかし、転職を目的としたキャリアカウンセリングでは個人の深いところまで引き出して継続的に伴走することは難しく、目の前の企業とのマッチングでは救えない人へのもどかしさと自分の力のなさに葛藤していました。
自分自身も世間一般的なルートから外れた、ベンチャー企業の仕事と焼酎PRという2つの仕事をなんとか両立させて今後の道筋を作ろうと必死でしたが、なかなか思うように行かない日々。
大手で順風満帆なキャリアを歩む同級生と比べてしまい「やっぱりこの道は間違いだったのではないか」と落ち込むこともありました。
そんな時に支えになったのはSNSの投稿を見たり焼酎のイベントに足を運んだりして「いつも活動見ているよ」「頑張ってるね」「焼酎の美味しさに気づいたよ」と声をかけてくれた新聞社時代の仕事仲間や友人、SNS上で繋がった人たちからの温かい言葉。
そのおかげで「この道が正解と自分で胸を張れるよう頑張ろう」「自分自身の生き方も、キャリアに迷う誰かの勇気になれば」と気持ちを持ち直して折れることなく走り抜くことができ、人材紹介事業でも少しずつ結果を出せるようになりました。
そして、ミス薩摩焼酎の活動を通して、マスコットとして焼酎をPRするだけではなく、伝統を受け継ぎながらも時代とともに進化している焼酎を作り手の人柄や」思いと共に伝えたいと思いがより強くなりました。

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価値を生み出す作り手として生きたい

FounidngBaseとの出会いは、もがきながらも自分の在り方を模索していた人材ベンチャー時代でした。
代表の佐々木(CEO)やメンバーと何度も飲み会を通してを深める中で、人や地域にとことん深く泥臭く向き合う姿勢に「意思ある個人の地道な積み重ねや人との深い繋がりの中でこそ生まれる可能性や豊かさがあるのではないか」と思うようになりました。
それまでの私は、とにかく色んな人に会って様々な現場と関わってみたいという思いが強くて、鹿児島や地域への思いはあるけれど、田舎より都会の方がやれることや可能性もたくさんあると思っていました。
でも、その土地に根ざして伝統や技術を受け継ぎ、一つのことを突き詰め進化を続ける焼酎の蔵元さんの生き様や、地域の中で愚直にできることを積み重ね、とことん向き合うFoundingBaseのメンバーの姿勢を見て、「自分は今までここまでの当事者意識を持って目の前のことに向き合えていたのか。浅く広く関わって何かやった気になって、どこか他人事のフォロワーだったのではないか。」と気づかされたのです。
「私も自分で旗を掲げて目の前のことから価値を生み出せる人になろう」と決意し2018年5月に入社。
そんな私がFoundingBaseで最初にメインでやらせてもらったことは、地域のヒト・モノ・コトをつなぐCommunityスナック「かくれ架BASE」の立ち上げです。

クラウドファンディングで資金を集め、執務室を改修するという本当にゼロからのスタートでした。
かくれ架BASEとして目指すビジョンと自分の想いを込めて、周りの人を巻き込んでたくさんのサポートをいただきながら一つの場所を創り上げていく経験は、自分のキャリアを、人生を”作り手”としてリスタートできた充実感でいっぱいでした。

おかげさまで、クラウドファンディングの結果も大成功。
一人ではなくチームだからこそ得られた結果です。

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自分の人生を自ら創っていけるような「自由」な生き方を実現するためには、自分に出来る技術を磨くことはもちろんのこと、思いを共有して高め合っていける周りの人との関わりや協力があってのことだと思っています。
そして、これまでの常識が非常識になり得る不確実性の高い世の中だからこそ、これまでの歴史や文化を受け止めながらも自らの意思で新しい価値を生み出して道を切り拓いていけるような「作り手」が大事だと思うし、そういう生き方にこそ豊かさと面白さがあると思っています。
私にとって、それを教えてくれたのは焼酎の蔵人やFoundingBaseのメンバーでした。

私自身もまだまだ道の途中ですが、人材ベンチャー時代に出会った求職者のようなキャリアや生き方に迷いや不安を抱える人が一歩踏み出せる勇気となる背中を見せられる人で在りたいです。

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「自由」をUpdateする というMISSIONのもと、地方を軸に事業展開している地方共創ベンチャー企業です。

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