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藤原 ネマニ スリーヴィッディヤ 蓮美(Fujiwara Nemani Srividya Hasumi)

Contents Director / 豊後高田team
1993年生まれ。早稲田大学卒業後、スイスで国際開発専門学校へ入学。卒業後の2018年にFoundingBaseに入社、Contents Directorとして大分県豊後高田市の一次産業支援プロジェクトに参画。
「環境 × 食 x 農家の持続」をテーマに、現在は「玉津まちの駅 夢むすび」の運営を中心に、一次産業や食のUpdateを手掛けている。

現在の思想を形作った、インドでの生活

私は神戸生まれで、国際色豊かな環境の中で育ちました。
そして、小学校入学時にインドの寄宿学校に入学を決意。小中高の9年間をインドで過ごしました。
私は日本とインド、非常に異なる二つの環境で生活していました。当たり前に蛇口からきれいな水が出てきて、常に電気が通ってる日本での生活から、水や電気をたまにしか使用できないインドの田舎での生活への変化。幼いながらも、環境や社会開発への私の関心は、私がこれら2つの異なる世界で生活したために生まれました。

特に農業分野へ興味を持ち始めたのは、9年生での農業研究をきっかけとしてでした。この研究をきっかけに、食糧生産という概念そのものや、私たちが毎日必要としている"食"が作られるまでの過程に興味を持ちました。
"食"が作られるまでには当然ながら多くの時間がかかりますが、このプロセスに時間を投資してくれている方々がいるからこそ、私たちが人間らしく生きられている。私たちの生活基盤を支えてくれている方々の存在に気づきました。
このような原体験を通して、持続可能性、農業、食が私の人生のテーマとなり、私の今を作り上げていきました。

学びを深めた、学生時代

人生のテーマが定まり始めた頃に、その領域における学問やサークル活動、インターンシップを通して学びを深めようと思い、大学に飛び込みました。
世界をより持続可能なものにすることに関心があり、私は日本の大学を選択。しかし、通り一辺倒の授業では物足りなさを感じてしまいます。
何かを変えなければ。その想い一心で、私は2つのサークルに入りました。一つ目は、環境サークルです。日本の地域(佐渡島)を訪れて、チームと一緒にエコツアーサービスを開発しました。
もう一つは、グローバルネットワークを持つ社会起業家のクラブであるEnactusでした。これら2つの活動を通して、私の人生の道を変えました。

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まず、佐渡島での経験を通して私が日本人であることに自尊心が生まれてきました。インドから帰国した直後は、文化の違いもあってなかなか日本や大学の風潮に正直なかなか馴染めずにいました。
しかし、佐渡島での活動を通して出会った地域の伝統や食文化を肌で感じ、地域にはコミュニティとアイデンティティが存在することを感じました。
地域は、持続的可能な社会の鍵を握っている。そう確信したのを覚えています。
また、Enactusと出会いから、社会起業家の世界に引き込まれました。ソーシャルワークにおける財政的持続可能性の価値は理解していましたが、これは国際開発に関する議論ではほとんど見られなかったので、私にとってはとても新しい考えでした。
この分野での私のキャリアアップのために、私はスイスに行って国際開発を追求し、最終的に里山資本論についての卒業論文を書き、食品システムの改善に挑戦したいと思いました。

想いを形にするACTIONフェーズへ

今までアカデミックな世界で活動していた中で、「ACTION」というキーワードが自分の中で浮かび上がってきました。
これまでの学問のキャリアだと、その具体性や実現可能性がなかなか見えなかったのです。
大学院での学び、国際連合訓練調査研究所(UNITAR)での業務経験を通じて、より想いを形にする場で活動したいとうい欲求が強くなってきました。

日本で生まれ、インドで幼少期を過ごし、日本の大学を経て大学院や研究所の活動は海外を舞台に活動してきました。
そして、挑戦の地に選んだのは日本です。
今まで研究のベースとなった日本に戻ってきて、今まで勉強してきたことを実現してみようと思いました。
自分にとって、大きな挑戦であり、大きな意思決定だったと思います。

FoundingBaseとの出会い

帰国後、島根県津和野町で活動している友人の紹介でFoundingBaseに出会いました。
インプット力には自身があったものの、それを自らアウトプットに変えることが課題だと感じていた私にとって、FoundingBaseはうってつけの環境だと感じました。

挑戦を推奨し、失敗を許容する文化。
ひとりではなく、仲間との協働を重んじる文化。
そして、自らが主体となって事業づくりに励む文化。

入社前の豊後高田拠点への視察を経て、想いを形にしているメンバーの姿を見て、とても感動したことを覚えています。
FoundingBaseであれば、思いっきりチャレンジできる。
自分が描く未来へ、仲間とともに進むことができる。
そう感じた私は、FoundingBaseへの入社を決意しました。

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FoundingBaseでの最初のチャレンジは、第一次産業支援を目的とした「玉津まちの駅夢むすび」という直売所の運営です。

元々この直売所は、豊後高田市で一次産業を営む方々で運営されていました。しかし、高齢化に伴って活動が停滞。
食を支える職業をUpdateしたい。そう思っていた私にとっては、これ以上ない挑戦機会だと捉えています。

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取り組み開始以降、夢むすびとしても様々なチャレンジを経て、現在は次なる変革期だと考えています。
実際、私は大学院の卒論で直売所や直売CSA(Community Supported Agricultural)の可能性について研究していたこともあり、学びを実践に変える機会に日々触れている実感もあります。

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ゆくゆくは、加工品ラボの設立や上記のような海外R&Dの実施など、実現したい未来がうっすらと見え始めてきました。
夢むすびの運営責任者として一歩ずつではありますが、理想の未来に向けてACTIONしていきたいと思っています。

私の人生のテーマは再生可能な食のシステムの一般化です。
対話・活動・刺激を通して、この活動を実現し続けたいです。

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「自由」をUpdateする というMISSIONのもと、地方を軸に事業展開している地方共創ベンチャー企業です。

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