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佐々木 誠(Sasaki Sei)

四万十team / KeyMan
神奈川県横浜市出身。高校では3年間バスケットボール部に所属し、部活漬けの生活を送る。英語の先生の影響で海外に興味を持ち、高校卒業後は明治大学国際日本学部に入学。大学2年次に1年間のアメリカ留学を経験し、そこでの授業を通して人生における教育の重要性を知る。帰国後再び大学に戻るも、講義を受けることより現場での実践に価値を感じ、FoundingBaseプログラムへの参加を決意。2020年4月より町営塾「じゆうく。」でスタッフとして活動している。

孤独を恐れて他人に由っていた中学時代

小学校の同級生の中で1人だけ学区の違う中学に進級して始まった中学時代。
ほとんどの人が同じ小学校から来ているためすでに仲が良く、グループもできていました。最初はそれを気にも留めていませんでしたが、クラス替えの際に同じクラスになって喜ぶ人たちと席に1人で座っている自分を比べて、孤立感や羨ましさを感じるようになりました。それがきっかけで、2年生からはとにかく友達にウケることばかりを考えて行動するようになります。自分がグループから除外されないために、職業体験で全く興味のない職場に行ったこともありました。
そのように周りに合わせて行動した結果、孤独感こそ感じなくなったものの、自分の選びたい方を選択しないことばかりの日々に楽しさは皆無。「ありたい自分であれなかったとしても、人生そこそこうまくやれるだろう」と、当時の自分は考えていました。

ありたい自分でいた高校時代

中学卒業後は男子校に入学。高校では中学時代の自分のように周りに流される人はほとんどおらず、自分のやりたいことをやっている人が大勢いました。そんな環境だったので、自分も、人の目を気にせずバスケットボール部に全力を尽くすことができました。その結果、毎日練習で頑張っていることを評価され部長を務めることになります。

しかし就任後、周りを気にしすぎる自分が再び現れます。「プレーでチームを引っ張ってるのが部長」「練習中に1番声を出すの部長」などといった他人の声に縛られてしまう日々。周りからの期待に応えることができず、中学時代のようにまた孤立してしまうのではないかと恐れ、正直に行動できない自分がいました。結果、部員が自分勝手に振る舞い、収拾がつかなくなってしまった時期もありました。

そんなある日、練習終わりに顧問の先生から呼ばれ、ある言葉をもらいました。それは「出る杭は打たれるが、出過ぎる杭は打たれない」という言葉。
その言葉に「周りからどう思われるか」という評価よりも「自分はどうありたいのか」という本心が大事であることを思い出します。そこからは、「部長はかくあるべき」というつまらない固定概念から徐々に解放され、とにかくバスケットボールを頑張りたいという思いに素直になり、毎日朝練に行ったり、誰よりも一生懸命に走ったりしました。「部長らしい」ことは何一つしていなかったかもしれません。しかし、結果的に自分についてきてくれる部員が増えていきました。この経験は僕に改めて「ありたい自分に素直になって行動し続けることの大切さ」を教えてくれました。

高校時代

楽な道を選択していた大学時代

しかし大学に進学すると、高校時代とは違い、何かに熱中している人が周りに少なく、次第にありたい自分を見失ってしまいました。後ろめたい気持ちがありながらも、楽な道へと進もうとする自分の弱さで、周りと同じように「テストが楽な授業」や「先生が楽な授業」ばかり選択する日々。

そんな自分を変えてくれたのが、アメリカ留学の時に出会った友人たちです。頻繁に「将来、何になりたいの?」と問いかけてくる彼らと過ごすうちに「自分の夢は何なのか」「自分は何になりたいのか」改めて考えるようになりました。
これまでの人生を振り返ると、高校時代にありたい自分でいられたのは、先生が伴走してくれたから。応援してくれる存在があったから。僕も誰かのための伴走者になり、ありたい自分になるためのサポートをしたい。そんな思いから、気づけば「私は教師になりたい」と答えるようになっていました。

しかし、それまで大学で楽をしたいばかりに教職過程を履修していなかったため、卒業までに教員免許を取るのは無理だと挑戦もせずに思っていました。そのことをアメリカの友人に伝えた時、こう言われたのです。
「That’s your life.」

この言葉を言われた時、人生は1度きりなのだから、目先の楽な道に惑わされて挑戦しないことはもったいない。ありたい自分に挑戦せずに諦めて、後悔しながら人生を送ることはしたくない。やり切ってダメならダメ、良しなら良しだ。そんな思いが芽生え、周りを気にしたり、楽な道を選んだりすることを止め、ありたい自分に素直になり努力することを決意しました。

大学時代

その後帰国。日本に戻ってきたのは、ちょうど就職活動が始まる時期でした。
自分のありたい姿を考えたときに、教師になるため大学の講義を受けるよりも、現場で経験を積んだ方が良いのではないかと思い始めます。そして、教育に関わる方法を探していたときにFoundingBaseと出会いました。

ありたい自分でいるための伴走者

FoundingBaseの運営する町営塾「じゆうく。」のスタッフとして働き始めて、約5ヶ月が経ちました。
「生徒がありたい自分でいられるようにサポートする」そう決めて飛び込んだ現場。「周りに流される」「挑戦をしない」生徒の多さを目の当たりにし、当初はどのように関われば良いのかわからず混乱していました。それでも生徒たちが楽な道へ流れたり、周りに合わせたりして、自分の学生時代と同じような後悔をすることはしてほしくない、「ありたい自分になるために学び、充実した人生を送れるようになってほしい」という思いはブレることがありませんでした。
確かに、周りに流されて過ごしたり、何かに一生懸命にならなかったりする方が楽なことは度々ある。しかし、高校時代の経験を通して、自分で意思決定、選択をしてこそ、心から楽しいと思える体験が得られるのだということを僕は知りました。生徒たちにも、人生を充実させるために、そのような”楽しい”体験をしてほしいと思っています。

じゆうく。にて

試行錯誤しながらも、生徒たちがありたい自分に向かって一歩踏み出せるよう、どんなに小さなチャレンジにも伴走することを大切にしてきた4ヶ月。
これからも、”誰かのための伴走者になり、ありたい自分になるためのサポートをしたい。”という原点にある思いを胸に走り続けます。

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「自由」をUpdateする というMISSIONのもと、地方を軸に事業展開している地方共創ベンチャー企業です。

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