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串田 莉紗子(Kushida Risako)

Contents Director / 豊後高田team
1995年生まれ。石川県小松市出身。
早稲田大学在学中に、ベトナムでの教育支援プロジェクトの運営や子ども食堂でのボランティア活動に関わる。
卒業後、株式会社エス・エム・エスキャリアに新卒入社。看護師領域の人材紹介に従事。
2020年7月に株式会社FoundingBaseに入社。大分県豊後高田市で、一次産業支援を行う「夢むすび」事業に携わる。

「世の中は不平等。“けれど”人生は自己責任。」

人口10万人、製造業と空港の町、石川県小松市で生まれました。両親が共働きだったため、祖父母の家で6歳下の弟と育った私は一言で言うとThe優等生。むしろそうでなければダメだという箱の中で育っていきました。

そんな私の転機は中学生の時に経験したリーマンショックです。
当時、父親の営む自営業が破綻し、大手企業の派遣社員だった母も職を失いました。有難いことに祖父母の家で養ってもらったため目の前の生活に困窮することはなかったですが、生活の余裕のなさから両親の関係は日に日に悪化、落ち着いて家庭にいることができない日々が始まりました。

その中で高校生になった私は「自分が良い大学に行って良い仕事に就けば家庭もよくなる」と東京の国立大学を目指し一年生から毎日受験勉強をしました。しかし、高校2年生の終わりに自分自身がなぜこんなにも勉強にだけ力を注いでいるのか、何のために頑張っているのか分からなくなり、立ち止まってしまいました。

そしてこの時にようやく、優等生という箱の中から出れずに国立の良い大学に行くべきと思い込み、その目的も家族のためと自分の本心を犠牲にしていた自分に気がつきました。
まさに「自由」とは程遠い、自分の人生にも関わらず納得した意思決定ができていない状態でした。

「世の中は不平等。もっと落ち着いた家庭環境であればこんな苦労しなくてもよかったのに。けれど人生は自己責任。どんなに辛くても自分しか自分を守れない。ならば、まずは自分のために納得して人生を決断しよう。見せかけの誰かのためではなく、自分の手で人生を決めよう。」

再度立ち上がり進み出す時に、強くそう思い、志望校を変え心から行ってみたいと思った早稲田大学に進学しました。 

箱から出て。自分の在りたい姿で生きていく。

大学に進学した私は、これまでを取り返すかのように、「自由」に自分の在りたい姿を探求する日々でした。
特にベトナムでの活動はこれまで勉強ばかりし一匹狼で走ってきた私にとって、同じ志を持った仲間と何かを成し遂げる初めての経験でした。
また、大学生活の後半では、学問の窓から自分の育った環境を社会構造と照らし合わせて考えることが出来ました。社会問題を研究テーマとし、実際に子ども食堂などのボランティア活動の場にも足を運びました。
自分の体験を俯瞰して見ることで、原体験を言語化し受け入れていくことが出来ました。
箱から出られず苦しんだ高校時代を、大学で消化したことで、私のエネルギーの根元がより一層「自分の在りたい姿」を追い求める前向きなパワーに変わっていきました。

次の場所への挑戦。

新卒では「社会問題に関わる人でありたい」という軸を元に、一定規模のある企業でビジネス経験も積みたいと思い、医療業界の従事者不足を解決するという社会問題をテーマに掲げる企業に就職しました。

入社後、人材紹介の営業職として成果を出すために毎日全力疾走する日々はスピード感もあり、失敗を繰り返しながらもチームで達成する喜びはとても楽しかったです。

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しかし、一方で、企業の大きな構造の中の一部としてだけ働くことへの違和感や、自分が心の底から組織の理念に共感できているのかという疑問が湧いていました。
改めて私はどう在りたいのだろうか。私の志はどこにあるのだろうか。
日々問いかけ言語化を進めていく中でFoundingBaseに出会いました。

「自由」をUpdateする
このMISSIONを聞いた時、心の底から共感しました。
「頭で理解できる」ではなく、私の原体験からの共感です。実際に豊後高田に訪れ見たのは、そのMISSIONに本気で向かう仲間と、現場でプレイヤーとして事業に挑む若者の姿。
まさに自分の在りたい姿がそこにありました。

転職を心に決めてもいない状態から一歩踏み出す決断に至れたのは、在りたい姿が具体的になったと同時に、社会人として仕事という終わりない道を進むにあたって本当に自分が”続けていける”には「志がある道に、勇気をもって挑戦する」後ろに下がらないのではなく、前に引っ張ってくれる力が大きくないとダメだと実際に働いてみたことで強く実感していたからです。これは決めて進むしかない、ここで腰を据えて働こう。
そう決断し今に至ります。

胸を張って本気で語れる事業を創る

現在は大分県豊後高田市で、農産物直売所「夢むすび」の運営を行っています。地域の農家の方々が10年間盛り上げてきた場所を継承し、これからの時代にあった形にUpdateしていく真っ只中です。

私個人としては将来、これからここで創っていくコトが未来に確実に残るものであること、そしてそれを創ったプロセスが自分の経験として胸を張って他人に語っている姿を描きながら日々働いています。
高校生の時、今がどん底だと思っていた自分が心に決めたこと、それは「次の世代に私と同じ道は通らせない」ということです。より良い社会を作りたい、私が大学生活や前職を通して社会問題に関わってきた背景にはそんな想いがありました。だからこそ、次世代に必ず残る事業を創っていきたいですしそのプロセスの中で自分も成長していきたいです。

また、そうやって働く中で改めて「自由」に生きていくことを体現し、またその姿を言語化して発信していきたいです。不平等な世の中“だから”こそ、人生は自己責任。未熟な中で毎日が挑戦ですが、この言葉を体現できるよう、ここ豊後高田市で前に進んでいきます。

創る私たちの熱が本当にこもったコトを創れるように。まずは、夢むすびでの成果を追いかけながら走っていきたいと思います。ぜひ、一緒に胸をはって語れる仕事をしましょう!

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「自由」をUpdateする というMISSIONのもと、地方を軸に事業展開している地方共創ベンチャー企業です。

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