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村営塾エソラ×きたがわマルシェPJがスタート!

高知県北川村から、村営塾エソラです!

現在、10名の中学生が通っている村営塾エソラ。塾といっても、いわゆるお勉強だけでなく、社会にあるワクワクを探しにいく「好奇心のトビラ」や、教室の外に飛び出してチャレンジをする「挑戦のトビラ」も実施しています。

教育事業コンセプト 3つのトビラ

 今回はその「挑戦のトビラ」の一つである、「エソラ×きたがわマルシェ」プロジェクトについてお伝えします。

人とモノが輝く、「はれの日マルシェ」をプロデュースせよ!

北川村で月に一回行われるきたがわマルシェ。北川村の物品が並び、地域の方々がおしゃべりを楽しむ憩いの場となっています。この「エソラ×きたがわマルシェ」プロジェクトは、どうしたらきたがわマルシェがより良くなるか?ということを生徒たちが考え、実際にプロデュースするものです。

エソラの生徒たちが、自分たちの村を好きになり、真剣に考えていき、その結果自らの手で村を良くできた・挑戦できたという実感を得られる。
きたがわマルシェがこのような挑戦の場となり、「北川村にいたからこそ、こういうことができるようになった/こういう人に会えた」と子どもたちが思えたら、自分が育った地域を好きになってくれるのでは。そんな思いからこのプロジェクトは始まりました。

今回のプロジェクトにはミッションがあります。
それは……“北川村の人とモノが輝く「はれの日マルシェ」をプロデュースせよ!” です。
目指すは、北川村の人やモノの魅力がより引き出され、思わず立ち寄りたくなる・また来たくなる、日常とはちょっと違うワクワクが詰まった「はれの日マルシェ」。すでにある素敵な品物や、憩いの場を、どうしたらもっと魅力的に演出できるのか?一年かけて考えます。

プロジェクトメンバーは、定期的にミーティングを行っています。例えば、マルシェとは何か?ということを学び、全国/世界のマルシェの事例を調査。おしゃれなマルシェのテントや、個性的なチラシを見ながら「え〜〜!こんなことやってみたい!!!」と、マルシェプロデュースのイメージを膨らませてきました。また、きたがわマルシェの仕組みや、どんな人がマルシェに関わっているのかについても事前に勉強しました。 

潜入!きたがわマルシェ!


ミーティングを重ね、6月にはきたがわマルシェで実際にお手伝いをしてきました!
生徒はレジや、マルシェへの呼び込み、そしてお客さんにインタビューを実施。初めてのことで緊張していましたが、地域の方に暖かく見守っていただきながら、お手伝いを終ることができました。

今回のインタビューやお手伝いを通して「どんな人たちがマルシェにきていて、何をマルシェに求めているのか?」ということが明確に。マルシェにおいて、もっとよくなる点と、変えたくない・守っていきたい点が明確になり、「はれの日マルシェ」プロデュースの大きな一歩となりました。秋までにどんな形でアウトプットを作っていくのか、今からワクワクしています!

また、嬉しかったのは、マルシェの方々がエソラの生徒たちを喜んで迎えてくれたこと。「この間生まれたばっかりやと思っちょったに、もうこんなに大きくなったかえ!(この間生まれたばかりだと思っていたのに、もうこんなに大きくなったのか!)」という声もありました。

顔が見える距離感で、地域の人たちが子供たちを見守ってくれるのも、北川村ならでは。このプロジェクトをきっかけに、地域の人たちとエソラの接点が増え「あの小さかった子が、あんなに頑張っているのか!応援したい!」と、思ってもらえるような。
そんな、子どもたちの熱量が、大人を巻き込んだ地域全体の熱量に変わる世界、すなわち「地域が好きな人を育む」循環ができる世界をエソラは目指しています。

教育事業MISSION 「"地域が好きな人” を育む」

プロジェクトのこれから:北川村を飛び出して!四万十町とのコラボ


1年かけて行うこのプロジェクト。実は、活動範囲は北川村だけに留まりません。
人とモノが輝く「はれの日マルシェ」をプロデュースする。そのミッション達成のために7月には四万十町のマルシェにも潜入、みんなでマルシェプロデュースのヒントをたくさん得てこようと思っています。四万十町のマルシェには、じゆうく。の高校生たちも出店していて、エソラの中学生とどんなコラボができるのか、現在話し合っているところです!

FoundingBaseだからこそ作れる、こうした拠点を超えた交流。どんな風になっていくのか、InstagramFacebookでも様子を発信していくので、ぜひご覧ください。チーム一同、頑張ります!


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