株式会社FoundingBase
玉村 優人(Tamamura Yuto)
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玉村 優人(Tamamura Yuto)

株式会社FoundingBase

国見team/KeyMan
2000年生まれ。大阪府出身。18歳まで門真市で過ごす。高校卒業後、大学進学に伴い山梨県に移住。学習塾や放課後学童、小学校といった教育現場で経験を積む。教育活動と並行して、地域内/外の結節点となることを目指したゲストハウスを経営。また、地域に飛び込む若者を繋げ、そして実際飛び込むための支援を行うコミュニティの運営にも携わる。現在では、大学を休学しFoundingBaseにジョイン。放課後塾ハルの中学部スタッフとして奮闘中。

外の世界に踏み出し、中の自分を発見する

小学生時代には、友達の習っていた習い事をいちいちおもしろがり、「そろばんしたいサッカーしたい」と脈絡なく手を出していました。
他にも、小学校6年生には、もっと市政を感じてみたいと「子ども議会」に参加しました。実際に地元の議会で「なんで公園でボール遊びができないのか」「公園って何なのか」「ボール遊びができないならばそこは公園ではなく広場じゃないのか」みたいなことを聞いたような気がします。
そして、知っている人が多く進学する地元の中学校ではなくて、もっと新しい人と出会える環境に飛び込んでみたいと中学受験をし、私立の中学校に入学することになりました。

そんな外に飛び出した中学時代に、1回目の大きな壁を感じることになります。周りとの圧倒的な学力差でした。
合格者の上位30人のクラスに滑り込んだ下位層の立場だったので、周りには努力をしてとてつもない成績をとる友達がいれば、そもそも努力せずとも勉強ができる友達も多かったです。

今振り返ると、偏差値や成績を重視されざるを得ない環境で自分を保ち、自分が毎日楽しめるためにはどうすれば良いだろう、と考えた結果、勉強一本ではなくリーダーシップをとって学級をひっぱったり、部活動にも打ち込んだりする判断をしたのだろうと思います。

部活動はサッカーをしていました。1年生の頃は部員が足りず、顧問の先生もあまり熱心な方ではなかったので公式戦はおろか練習試合もできませんでした2年生になりサッカーができる先生がこられたので、その先生や先輩などを巻き込んで部員集めや練習に励み、最終的に地域リーグに出場することができました。これはとてもうれしかったです。

高校時代の体育祭も非常に思い出に残っています。中学1年生のころ、高校3年生の団長がとてもかっこよく見えて、自分もこうなりたいと思っていました。そしてその5年後には、団長になりました。体育祭に向けて仲間と協力したり、後輩を指導したりしたことはとてもいい経験でした。
学級代表や、サッカー部、体育祭でのこうした経験を経て「人と協力して何かを作りあげること」に興味を持つようになりました。また、英語がとても苦手だったのですが、先生が時間をかけてサポートして下さったおかげで、かなり成績も上がり、そういった経験から将来は教職につこうと決めます。

逆張りで地域に飛び込んで得たもの

端的に申し上げますと、大学受験に失敗しています。
国公立しか受けないと決めていて本当にそうしたのですが、前期も後期も落ちてしまい、中期でなんとかたどり着いたのが富士山の麓でした。

これが2回目の壁です。
英語で勝負をかけたくグローバルな校風の学校を受けていたが浪人を回避した結果、日本の地方にたどり着いた。そして、中高時代の友達や同世代の学生はガンガン海外インターンに参加している。自己実現と現実、そして周囲とのギャップに苦しみました。

そこで、「どうせ富士山のふもとの大学に通っているし、いっそのこといわゆる田舎である地域で活動して海外経験よりももっと大きな経験を積んでやろう」くらいの気持ちで地域に浸かりこむことを決意。

そう決意してから数日後、偶然住んでいた近くにゲストハウスがあったので、ふらっと立ち寄りました。そして、ご縁をいただいて活動にジョインし、最終的には経営をとることに。そのゲストハウスは学生が地域の方と協力して作られた歴史があり、活用している古民家も築80年ほどのものでした。
その佇まいや背景がとてもおもしろく、移住してきてまもない自分を受け入れてくれる雰囲気に惚れ込みました。そこで、地域外の自分のもっている視点などを活用してこのゲストハウスを起点に、地域内外を繋ぎもっとおもしろいまちにしたいと思うように。

ただ地元の方とお話する中で聞かれたことでとくに印象に残っていることが「このまちにはなにもない」ということ。これを聞くだけでは私もそのまちには確かに魅力はないな、と思うしかできませんでした。

しかし地域を知っていく活動を通し、地元の方とそのまちを楽しむことを通して魅力に気づきました。そのことをたくさんの地元の方に話すととても嬉しそうに、もっと地域のことを教えてくださり、そして案内してくださりました。、もっと地域の魅力を発掘し、発信したい。その循環で地元の人は笑顔になり、まちが盛り上がっていく。そう確信しました。

そして重要なことに気づきます。
それは、いわゆる地域活性や地方創生は目的ではなくて手段でしかない、ということです。長く住んでいる市民にとって、活気のある、豊かな地域であることが、こんなまちで暮らしたいな、という思いを作る。そして、それに共感する人があつまってさらにまちは持続するのだな、という抽象的かつ具体的な価値を発見したのです。

自分にとって幸せな生き方を選べる人を増やす

私のライフミッションです。
今は、福島県国見町の放課後塾ハルで、地域が好きな人を育み、地域に関わる人を増やすことに奮闘しています。

地域が好きな人を育む過程で、その在り方に共感してくれる人を増やし、もっとそのまちならではの感動体験を作っていく。そしてその循環がまちを豊かにし、そこで暮らす人を幸せにするのでは、と考えています。

そして、放課後塾ハルは所謂お勉強だけをやっている塾ではありません。
身の回りのテーマや興味関心から好奇心を刺激するテーマ授業や、彼らの挑戦のトビラをひらくような授業も展開しています。その過程で、将来どんなまちで暮らしたいか、どんな人生を歩んでいきたいかを考えるきっかけや基礎体力を育んでいきたいたいです。

そして大きくなった彼ら/彼女らが自分にとって幸せな生き方を選択するタイミングでおもしろいまちが世の中にたくさんあるような社会を私は夢見ています。

そのために、地域で挑戦することをやめないで続けていきたいと思います。そして、今自分がここにいられていることに感謝を忘れずに全力で取り組んでいきます。


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