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2018.07.17

中学生だって大人だって、アニメ好きはいる。

こんにちは!津和野町キーマンの舟山です。

 

 先日も投稿した”思うは招こう会”の活動の一環で、津和野町にある中学校の一つ、日原中学校へ行ってきました。今回、日原中学校では総合学習授業として「大人から話を聞いて、自分の生き方を考える」という時間を設けており、僭越ながらゲストとして中学生とお話しをさせていただきました。

 

中学生とまともに話しをするのは、おそらく自分が中学生だった頃以来なので、実に10年ぶり。楽しみ半分、中学生のときって何考えてたっけ!?という恐怖半分で向かい、新たな気づきがあった一幕をお話しします。

 

 今回の授業では”対話”をしていくことを重きに置いており、中学生は4~5人の班を作り、4人のゲストひとりひとりと順繰りに話すという形式でした。

 

 「生き方を考える」というテーマに沿って「自分が中学校のころどんなこと考えてたか」とか「そこからどういう決断があって今津和野にいるか」ということについて話しをしていこうと考えていました。

 

しかし実際に元気にはしゃいでいる中学生をみたり、会話の反応をみていく中で「出会ったばかりのこの状況で、ストレートに話しても、中学生には伝わらないんじゃないか」と感じました。休み時間の元気な様子と対話する時の緊張した顔持ちに「まずはお互いに打ち解けないとダメかも」と思い、自分の話そっちのけで、中学生がどんなことに興味あるのか、などの雑談をメインに終始しました。

 

 結果、巷で噂の「マジ卍」発言に出会ったりと、ジェネレーションギャップを感じたりして対話を楽しむことができたのですが、「生き方を考えるきっかけになれたのかなぁ」と少しモヤモヤ感の残る時間になってしまいました。事前に、もっと自分が中学生だったころを思い出しながら、どんなテンションでどんな話をしたらいいか、などの準備をできればよかったなと反省点が残りました。


 

 一方、授業の後にみんなで一緒に食べた給食では、嬉しい出来事もありました。

 

僕はアニメを見るのが好きなので、対話の際、アニメ好きの中学生をひたすら探し続けていました。20人近く話をして、見つかったアニメ好きは2人だったのですが、給食の時に案内された席がそのうちの一人の子の隣でした。せっかくなので、と思い、お互いに好きなアニメの話をしていて盛り上がり、気づいたら終わりの時間。中学校の給食の時間って短かったんですね。やべー、なんて言いながら終了間際にその子と一緒に牛乳を流しこんだところで「いつもは余裕で食い終わってるんですけどね〜。久々に人と話をしながら給食を食べました」と言われました。聞いてみると、周りにはあんまりアニメの話をする人がおらず、いつもは黙々と給食を食べているみたいでした。その後も「アニメ好きな大人ってけっこういるんですか」と聞かれたりしました。

 

 生き方について、何かを伝えられなかったのかわからないけど、少なくとも、この子にとっては今まで自分の好きなことを一緒に話せる相手が全然いないと思っていたことに対して「世の中には、共通の話題を楽しく話せる人がいる」と気づくきっかけになれたのかなと思い、嬉しくなりました。

 

 中学生にとって「世界にはこんな大人もいるんだ」という気づきを得られることは、「生き方を決める」ということの一つのきっかけになると思います。今後このような機会をいただければ、また違う形で中学生に世界の面白さや生き方を伝えていきたいです。

 

 

(文・舟山 宏樹)

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