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2018.02.28

‘‘イキイキ”した子どもを増やすために ~遊びから見える『子どもとの関わり方』とは?~

「親は、どれだけ子どものことを信じて根気強く見守れるか。その大切さをすごく感じた。」

 

そう語るのは、島根県津和野町での森林教育に取り組む森本貴満だ。

 

先日、津和野町の日原地区で開催された祭りでは、『松ぼっくりシュート(※松ぼっくりのカゴ入れ)』と『木製パチンコ射的』というゲームを2日間に渡って出店した。

 

「この祭りで僕のゲームのお店に来てくれた子どもたちは、両日合わせて大体240人くらい。みんな親御さんと一緒でした。子どもたちがゲームをやっていた時、親が指示を出したり手を貸したりするのか、それとも黙って見守るのか、応援するのか。親の接し方によって、子どもの顔つきが全然違ったんよね」

 

普段、森本は「子どもキャンプ」や「放課後子ども教室」で子ども達と関わるが、親御さんと接する機会は多くないという。

 

今回の祭りで見た親子の様子から、彼は一体何を感じたのだろうか?

 

「子どもが何かをやりたいって言っている時、周りにいる大人には二つ大切なことがあると思う。一つは、子どもを根気強く見守ること。もう一つは、子どもたちがやりたいことを達成できたら、同じくらい一緒にその結果を喜ぶってこと。」

 

森本がそう感じたのは、祭りで見たある親子の光景からだった。

 

「ある小さな女の子が、『まつぼっくりのカゴ入れ』に何度も何度も挑戦していたんだけど、中々狙ったカゴに入らない。けれどもずっと挑戦していてお母さんも隣で見守っている中で、最後の最後、7回目くらいかな、やっと入ったんよ。その時は、お母さんと女の子も大喜び!その子の顔は、「お母さん、見て!」みたいな、もう、めっちゃキラキラした顔だったんよ!それを見て、ああ、俺は‘‘これ”を実現したかったんだって思った。」

 

「子どもって、小さいことでも納得するまでやりきった経験があれば、それが次のチャレンジをする自信になっていくと思うんだけど、それは周囲の大人の辛抱強さがあってこそだと思う。手を貸さずにいるためには、子どもの可能性をとにかく信じ続けられなきゃいけないよね。親が信じることが、子どもに「自分はできる」という自信をつけさせると思う。」

 

昨年、森本は「子どもと森を繋げる」をコンセプトに、地域の方々と一緒に任意団体『こどもり』を立ち上げた。3月まで休日はたくさんのイベントを企画しているが、今回の経験を経て、ある思いを抱いたそう。

 

「僕が開催するイベントでは、子どもたちだけでなく親御さんにも一緒に遊んでもらいたい。その中で、自分のお子さんの可能性をちょっと信じてもらえるようになると嬉しいなぁ。」

 

津和野の子どもたちに無限の可能性を感じている森本。イキイキした子どもを増やすための彼のチャレンジも、まだまだ続く。

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