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2018.09.29

「高校コーディネーター」という仕事。

初めまして!FoundingBaseの伊藤邦啓です。

今回は、僕の自己紹介と高校コーディネーターという仕事の紹介をしたいと思います。

 

 

 

自ら考え、実践する仕事

僕は今、高知県四万十町にある窪川高校で『高校コーディネーター』として働いています。実はこの仕事、業務内容が明確に決まっていません。全国の高校コーディネーターは、基本的に果たすべき任務を自ら考え、活動しています。僕が四万十町で果たすべき任務は、2年後の窪川高校への入学者数を41名以上にすること。これが今年度の任務です。そのために何をすべきか、試行錯誤の毎日を過ごしています。

 

 

 

海外で気づいた故郷への無知さ。理想と現実の違い

僕がこの仕事に就くきっかけとなったのは、留学経験でした。大学2年生の時、英語が大好きだった僕はアメリカに留学をしたのですが、自分の生まれ育った故郷の文化や政治、特に財政について無知であることに気づかされました。自分に根本的な知識や好奇心に欠けていると実感し、また海外で同じように感じた人も多いのではないかと考えました。そこで帰国後は、日本人が自分の生まれ育った町に関心を持てるよう、地方の魅力をアピールする学生団体を立ち上げました。その経験から地域活性ビジネスに関わりたいと考え、新卒では大手旅行会社に入社しました。

 

しかし、現実は営業の目標達成を望まれるばかりで、次第に自分は何のために、誰のために働いているのか分からなくなりました。精神的に追い込まれ、転職先も見つけないまま旅行会社を退職。本当にやりたいことが何かを見つめ直す中で出会ったのが株式会社FoundingBaseであり、高校コーディネーターという仕事です。

 

 

 

「自分たちの良さ」について、とことん考えてみる

窪川高校は全校生徒が90人という小規模学校であり、入学者数も右肩下がりで統廃合が懸念される学校です。その中でまずは、2年後の入学者数を41名にするための打ち手を考え、先生方に提案をしていきました。

 

そこで関わることになったのが、地元中学校に向けた「高校説明会」を設計する仕事でした。中学生に窪川高校に興味を持ってもらう大切な機会。どうすれば中学生が「窪川高校おもしろそう!」「なんかかっこいい!」と思うのか。窪川高校や四万十町のいいところって何なのか。生徒にヒントをもらいながら、PRビデオ作成や説明会の進行作りに取りかかりました。PRビデオには生徒も出演してもらい、窪川高校や四万十町の魅力をインタビューしました。「そんなのないよー」と笑いながらも堂々と答えている姿は頼もしく、嬉しくもありました。また、生徒と一緒に、どうしたら窪川高校の魅力を最大限伝えることができるかを考え、当日の進行も一緒に進めました。結果的に、8割以上の中学生が、窪川高校に対し「いい印象を持った」と回答してくれました。

 

決まった役割に生徒をはめ込むのではなく、どんな説明会にすれば目的を達成できるかを、生徒自身が考える仕組みを作る。まさに人と場をコーディネートできた瞬間だったと思います。

 

 

 

生徒にも自分にも、もっとワクワクする仕組みを。

FoundingBaseに入社したきっかけは、人々が自分の住む地域に関心を持ち、いいところをもっと知り、改善できるところを自ら改善しようと思えるための仕組みづくりに挑戦できるから。フィールドは学校ですが、やりたいと考えていたことを実はしっかりやれている、ここに来て間違いなかった、と改めて思います。

2学期以降は、学校がやりたくてもなかなか取り組めない部分に貢献したいと思っています。地域の人たちをもっと巻き込むことであったり、小中学生との交流を増やすことなど、この学校の生徒がワクワクする仕組みをもっと作りたい。自分の、そしてこの仕事のこれからに、ワクワクしている毎日です。

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