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2018.07.13

やってみたいことをやってみたら、こうなりたい!がもっと出てくる。

 町営塾「じゆうく。」スタッフの小林玲央(あきお)です。2016年11月から四万十町キーマンとして勤務しています。

 


 この春、知り合いの方からズッキーニの苗をもらったのがきっかけで、塾で(こっそりと)菜園を始めました。思いのほか周りの人から反響があり、日々楽しみながら育てています。

 

 始めて良かったと思うのは、菜園をきっかけに会話が生まれたことです。育てた野菜や花を生徒にあげて喜ばれたり、町役場の人が仕事の合間に時々見に来て感想を言ってくれたり…ちょっとしたことなのですが、心に響くことがいっぱいありました。

 

 ある日、土を耕していたら、通りすがりの人がニコッと笑って「何育ててるの?」とか「きれいだね」などと声をかけてくれました。窪川は四万十町の中でも都会で、通りすがりの人と話し込むなんて今までなかなかなかったので、こうやって人と関係性をつくれるのはいいな、と甚く感動してしまいました。

 

 一番の収穫は、自分が何を幸せだと思って生きているかがわかるようになったことです。自分は食べ物が(そのもとになっている生き物も)好きで、その話になると生き生きとするし、食べ物について考えていると幸せだということがしみじみとわかったのです。

 

 ひと通り幸せに満たされると、次なる欲求が出てきます。最近、僕は「食べることと教育を結びつけて何かしたい」と思っています。今やっている塾の仕事との接点もあるのではと模索しています。「同じ釜の飯を食う」といいますが、お互いに深く踏み込む仲になるときは、それ相応の雰囲気が必要です。

 

 たとえば、家庭にある団らんのリラックスした雰囲気で学んでみたら、勉強部屋で一人で勉強するより楽しくないか?」とか「生活をともにする寮のような場をつくれたら、人生に直結する学びをもっと増やせるんじゃないか?」とか。食のある空間で、一つ一つの言葉が染みこみやすい環境を用意し、その中に学びの空間ができれば、「学びということを意識せずとも、ものすごく深く学んでいる」、そんな場ができるのではと考えています。

 

 ここまで僕の考えを述べてきましたが、これはまだ道半ばの考えでしかありません。これからもっと深めて発展させないと、しぼんでしまうかもしれません。ただ、どんなに小さくても、始めることで学びがあったというのは確かです。これからも、日々「じゆうく。」の仕事をするのと並行して、自分の未来をつくるということにも、同じように心配りをしていきたいと思っています。

 

 

(文・小林 玲央

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