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2018.05.29

1年を経て。大きな成長を遂げた彼女の見据える、次なる未来。

「私、地域の人と活動をする部活をつくりたいがって。」

 

そう彼女が言い始めたのは、1か月くらい前のこと。

昨年1年間、毎日町営塾『じゆうく。』に通って勉強をし、文章を書き、新聞を読み、スタッフと対話をしてきた彼女。じゆうくが行う課外活動や探究学習にも、必ず参加してきました。

 

どの新聞記事やニュースを見ても、「あなたはどう考える?」「何を感じた?」と問われ続けた彼女が大きく動いたのは、3月末に開催された『じゆうく。津和野ツアー』でした。

 

以前記事にも書きましたが、ツアーでは四万十町を離れ、同じくFoundingBaseが活動させていただいている島根県津和野町へ2泊3日の課外学習に出かけました。津和野の方のお宅にホームステイをさせていただいたり、津和野高校の生徒と意見交換をしたりと、たくさんの方と交流し、考えることが多かった3日間。その中で彼女が感じたことは、「私も四万十町で、何か行いたい」という想いでした。

 

帰ってきてからは、彼女は何かをしたくてしたくて、仕方のない様子でした。一緒に今したいことを整理し、彼女の中で芽生えた思いは、「町のために、地域の人と活動する部活をつくりたい」ということでした。

 

そしてもう一つは、「地元中学校から、自分の高校に入る生徒を増やしたい」という想い。

「あの高校はなんとなく面白くなさそう」と隣町の高校に行ってしまう生徒が多いのは、彼女はとても悲しいことだと感じていました。「この部活動で、地域の人と楽しそうに活動している高校生の姿を見たら、きっとうちの高校に興味をもってくれると思う」と話してくれました。

 

1年前、「無理」が口癖だった彼女は、今はやりたいことが溢れて止まらないし、それがまとまらなくて悩んでいる。名前も決まっていない部活動だけど、きっとたくさんの問題がこれから起こるだろうけど、彼女なら大丈夫。

 

私は、彼女の部活動物語を、これからも定期的にお伝えしていきたいと思います。

最後に、彼女がこの部活で最も大切にしたいと思っていることを。私はこれを聞いた瞬間、「ああ、なんて彼女らしい」と思ったんです。

 

「私の部活では、全員が意見を言えるようにしたい。私が意見を言えるようになったように、みんなにも考えていることが絶対にある。声が大きい人も、声が小さい人も、全員が意見を言える部活にしたい。みんなで意見をだして、議論して、どんどん良いものがつくられる部活。みんなでなにかを作り出す部活でありたい。」

 

 

(文・四万十町営塾「じゆうく。」スタッフ 高橋 沙希)

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