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2018.05.07

じゆうく探究学習vol.1 ~『橋』に隠された本当のドラマを、アナタはまだ知らない。~

4月16日・17日、高知県四万十町営塾「じゆうく。」では探究学習が行われました。今回のテーマはなんと、、、『橋』です!

 

「橋!?・・何か地味だな・・」と思った、そこのアナタ!

侮ることなかれ!実は、橋にはたくさんのドラマが詰まっているのです・・・。

 

探究学習とは、世の中にある1つのテーマを深く掘り下げ、興味関心や視野を広げる授業です。今回のじゆうく。での授業は、岡山県吉備中央町で町営塾『kii+』の塾長を務める新免琢弥が行いました。

 

授業の前半では、橋の起源や種類にまつわる驚きのエピソードに触れていき、そこから実際に木材や缶詰を使って橋の模型を作りました。人が乗っても壊れない橋が完成した時には「おぉーーーーー!」と生徒もスタッフも大歓声。

 

授業の後半では、四国に行ったことがある人は一度は乗ったことがあるであろう「瀬戸大橋」の建設のリーダー・杉田秀夫さんの人生に迫りました。実はあの橋、『世界一長いつり橋』であり、開橋30年経った今も記録を塗り替えられていないんです。そんな日本が誇れる橋を、杉田さんは様々な困難にも立ち向かいながらも完成させました。

 

その一つとして、こんなお話があります。

橋の土台を作る際には、ダイナマイトを使い、海底を平たくします。その時に多くの魚が死んでしまうので、地元漁師たちに激しい批判をされました。杉田さんはその批判から逃げることなく約500回も地元漁師たちのところへ出向き、真摯に説明し続けます。また、途中で最愛の妻が病に倒れてしまいます。ですが、仲間の士気を下げぬよう誰にも相談せずに仕事終わりに看病をしたり、愛する3人の娘たちのために毎日お弁当を作るなどして、家族を思いながらも強い意志を持って瀬戸大橋の完成に取り組みました。

 

そんな彼の生きざまには、参加者誰もが心を震わせました。

 

探究学習を受けた生徒は、「橋について授業を受けましたが、こんなに深いものとは思わなかった!これからの勉強や自分がしたいことを頑張っていこうと思った」「探究学習には答えがない正解がなく、みんなの色々な意見が聞けるので自分の成長につながると思った」などとても満足そうに答えてくれました。

 

最後に僕は、探究学習を受けている時の生徒の表情が大好きです。知らないことを知った時の驚きの表情、人の生きざまを見ている時の真剣な表情。この表情の変化を感じながらこれから探究学習をやっていきたいと思います。

 

 

(文:四万十町営塾「じゆうく。」スタッフ 岩垂桂也)

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